あさ天サタデー8月分

★8月2日(土)--->熱中症に注意

暑さのピークは8月上旬なのだが、例年梅雨明けする7月中旬から 下旬にかけて患者数が急激に増える。原因は気温の低い梅雨から 真夏になると身体が気温の変化についていかないから。

★8月9日(土)

★8月16日(土)--->ヨーロッパの猛暑

ロンドン37.9度(平年比+16度)、パリ40.0度(+16度)、ギルドー 40.7度、マドリード39.8度の気温を観測。マドリードは東北と同じくらいの 北緯40度付近でそれよりもさらに北の場所で40度前後を観測した。 日本に例えると10月頃に連日40度くらいの厚さが続いている状態。
原因は偏西風が蛇行して亜熱帯高気圧がヨーロッパの北まで 張り出しているため。熱波と思われる被害は、フランスでは推定死者 3000人、スイス・スペイン・ポルトガルでは山火事が発生している。 ただ良い点としてブドウの収穫時期が3週間早まり、ワインの味は 水分が抜けて最高の出来になるといわれている。

★8月23日(土)--->打ち水の効果

打ち水は熱く照りつけた地面に水をまいて涼しさをとる昔ながらの方法。 風呂の残り水でまくと、環境にやさしい。打ち水をすると、地面の温度は 以下に下がり蒸発するときに気化熱で気温も1〜2度低くなる。 さらに風が吹くと体感的にもっと涼しくなる。
日テレのある汐留でも都の道路にパイプを埋め込み打ち水をする実験を している。下水再生水を路面にまいて、熱を下げている。

★8月30日(土)--->今年の秋の味覚は?

7・8月の低温と日照不足で果実は着色に遅れが目立ち、甘味が弱く、 粒が小さめ。しかし松茸などのきのこ類は成長が例年よりも早い。 秋刀魚は例年よりも大群の上、親潮が強く南下するのも早く豊漁。