あさ天サタデー6月分
★6月7日(土)--->梅雨の特徴
DATE:1951〜2002年、関東甲信
6月10日前後に70%と高確率で梅雨入りが集中してばらつきが無い。
しかし梅雨入り後はいろいろで、平年の梅雨明けは7月20日
(早い年:7月1日、遅い年:特定できず)で降水量は約230ミリ
(少ない年:67ミリ、多い年:556ミリ)。
★6月14日(土)--->蒸し暑い
梅雨入りしてから最高気温が25度、不快指数70%を越すとやや暑いと
感じる人が多くなる。
今まで北の高気圧の勢力が強く爽やかだったが、これから夏の高気圧が
発達し暑くなる。さらに前線付近は水蒸気をたっぷり含んでいるので、
蒸し暑くなる。
★6月21日(土)---->五月晴れ
1.五月雨の晴れ間、梅雨の晴れ間
2.5月の空の晴れ渡ること(広辞苑第5版より)
本家本元は旧暦5月のことなので、梅雨の晴れ間のこと。五月晴れの
強い陽射しによる紫外線、晴れると急に気温が上がるので熱中症、
陽射しと暑さにより発生する光化学スモッグに注意すること。
★6月28日(土)--->降り始めは注意
雨が振り出す前に空気中に漂っている大気汚染物質は雨雲がかかってくると
雨粒に吸収され酸性雨となって落ちてくる。だから降り始めの雨は酸性度が
非常に高い。
乾いていた路面を走っていたドライバーは、濡れた路面を走って
いると乾いているときの感覚なので、ブレーキをかけるのが遅れがちになる。
さらに地面にあるチリやほこりが水の膜となって滑りやすくなるので、
交通事故が発生しやすい。その上歩行者は雨が降ってくると急ぎ足に
なったり、傘を差していて注意力が低下しやすくなる。