モモママこと私のモモへの想いを綴ります。

私は生まれた時より、結婚するまでずっと犬と一緒でした。
生みの母は犬じゃないのかと思う程、ベッタリで幼い頃は
何度も飼い犬のオッパイをしゃぶらせてもらったものです。
ヾ(@^▽^@)ノわはは

私の母も小さい時からずっと犬と一緒なので、私の犬好きは
おそらく、母の遺伝なのでしょう。


結婚後は住宅事情で飼いたくても飼えない状態が続き、
ほとんど犬を飼うと言う事は諦めていました。

ところが、1998年12月12日、私の里でラム(当時8歳)が
モモ達3姉妹を生みました。父ワンは姉の家にいるジョフィーで
姉夫婦が旅行をする為、里にジョフィーを預けた時に
いつの間にか交配していて出来た子供達です。

生まれたと連絡があり、すぐ姉に電話をしたところ、
1匹は姉の家で責任を取って(_(^^;)ツ アハハ)引取り、
ジョフィー
は去勢すると言う事でした。(可哀相だったけど、
仕方ない事だものねぇ。)
 さらに姉は『1匹は実家に残す
らしいけど、あなたも1匹どう?』とマサに悪魔のささやき!
すぐにパパに『生まれたって! それも全部、女の子!』と
報告したら、『欲しいの?』と言われて、私は首を千切れん
ばかりに振ってしまいました。
パパは『じゃぁ、今度のお休みに見ておいで』と言ってくれ、
それからの5日間の長かったこと...


待ちに待った5日後、カメラを持って始発に乗り片道1時間
30分の道程も屁とも思いませんでした。
どの子も多少の大きさの違いはあったけれど、可愛くて
すぐにでも連れて帰りたくなってしまいました。

母に『どの子にする?』と言われて、じっくり手に取って見て
いたら、1匹だけココア色のお腹に白い星型の斑点がある子
がいたのです。母に『この子だけ、星マークがあるんだけど』
と言ったら、母は全然気付いていなかったようで驚いていました。


私はその星マークを見た瞬間に、この子だと決めていました。
『あたしを選んで』とその星で訴えていた様な気がします。
その星はモモを迎えて1ヶ月もしない内に消えていました。
多分、お役目を果たしたので消えたのだと思っています。


毎週、休日の度にカメラを持って実家に行っては、パパに
報告する写真を撮っていました。パパは仕事が忙しくて、
モモに会えたのは生後3週間でした。

モモを迎える為には、住んでいるアパート(ペット禁止)を出て
他を探すか、大家さんに直談判して承諾してもらうか、だめな
時にはパパの実家に潜り込もうと思っていました。

ダメ元で正直に大家さんに話したところ、他の人に迷惑を掛け
なければ内緒で飼ってもいいよと言われたのです。

私達は無駄吠えをさせない為に、仕事の時はモモを連れて
行く事にしました。モモは私達が仕事をしている間は、パパの
事務所の冷暖房完備のプレハブ小屋(?)でおとなしくTVを
見たり眠ったりして過ごしています。

1年後にアパートの賃貸契約更新の時、モモを飼っている事
をオープンにしました。モモの分として家賃も上乗せしました。
今では大手を振って、暮らしています。 
ビクビクして暮らすのなんて真っ平! 
モモの為なら、どんな事でもしてあげたいと思っています。


私はモモを迎えた時に、決めた事があります。
怒らない、叩かない、けなさない、誉める、常に話かける、
正に人間の子供を育てるのと同じ事です。

モモが、誰にでも(犬でも猫でも)優しくて穏やかな性格の子
であれば、お馬鹿でも構わないと常々思っています。
今のところ、望みどおりに育ってくれたのでホッとしています。


モモは犬には違いはないのですが、私達夫婦にとっては
実の娘(持った事ないのですが)と同じなのです。
何を馬鹿な事を言ってと笑われてしまいますが、本当に目の中に
入れても痛くない位に、可愛らしくていとおしい存在です。
私はモモを育てる事で初めて、両親の苦労と愛情の深さを
知りえました。それもモモのお陰だと思っています。


モモを育て始めた2ヶ月と3週間目から10ヶ月位までは、
悪戦苦闘で無我夢中で過ごしていました。
その間、モモに掛かりっきりとなり、パパには寂しい想いを
させてしまいました。申し訳ない事をしたと思っています。
幸い、モモは‘パパ命’状態で、パパが大好きなのです。
私はパパとモモがラブラブなのを見るにつけ、嬉しい反面
ちょっと(いや、正直な所、かなり)寂しい...

o(^▽^)o げらげら o(^▽^)o げらげら o(^▽^)o げらげら

2001年3月