【講義】
14:00-二人入力方法(連係)について(岡本)
全要研テキスト70ページ〜
2人入力経験なしの方、数名
現場経験なし⇒経験者と組んで練習する。
2人で組んで入力することで1人入力の1.5倍程度の入力ができる。
初心者は必ず、経験者と組む。仕切る人(ディレクター役)は、表示字幕に責任を持つ。ディレクタ役は、一人で、必要なら要約して文章を完結できる技量が必要。2人入力技術のレベルは、両方とも150字/分程度の文字を入力できることが理想。
連係入力のポイント
- 情報量が多い反面、責任範囲が曖昧になりやすい。そのために、メイン(=ディレクタ役)とサブを決める。
- メインは、字幕の責任を持つ。サブは、メインの字幕の情報量を増やしていく。
- サブが先で、初心者が担当。
- メインが後で、経験者が担当。
- 例:社会福祉基礎構造改革では、措置から契約へと方向が打ち出されています。
の場合、「社会福祉基礎構造改革では」がサブ。
その後は、経験者が入力する。
- 経験者が先に入力した場合、初心者が途中で入って来るとコントロールしにくなる。
- 簡単な言葉は、2人で一緒に出してしまうという失敗があるが、その場合の合図を決めておく。
- 「打たないで」「打ちます」「消して」など。
●コンスタントに文字を出す。
1人が入力に時間がかかると、数秒空白のままになる。
短くコンスタントに文字を出す。
●入力変換ミスをしない。
相手の入力を確認する。頭の部分だけ確認すれば十分なことが多い。
頭の文字だけは、入力ミスをしない。
できるだけモニターをみなくてもわかるように、話の切れ目から入れていく。
2人で同時に入力した場合、経験者の人が早く消すことが大切。
初心者でもアンドゥだけは使えるようにして欲しい。
利用者側から見ているときにアンドゥをやられると不安になる。小さなミスの場合は使わない方が良いこともある。必ず使わなければならないのは、文章が入れ替わって意味が逆になってしまった場合。
例: 「今日は暑いですが、昨日までは寒かった。」逆になって、「今日は寒かった」と出てしまった場合など。
アンドゥを使わなくてもすむように練習するが、使えるようにはなっておく。
アンドゥをした時に、間違えた文字を直すことを優先にするのはだめ。先に正しい
部分を出してから修正が必要な部分を直す。
【入力練習】
ビデオ入力。指慣らし(二人組み)
経験者と初心者で2人で入力する。1分ほどで。
〔一組目〕
- パートナーを待たずに入力してしまったところがあった。(経験者)
- 要約がもう少し必要ではないのか?
- 経験者が長く打っている前の部分を全文入力して表示がとまっている。
- 相手がフォローできない範囲を察することが出来ると良いと思う。
〔二組目〕
- 後を受け持った人が状況判断して、要約するのが基本。
- 1箇所ダブったが、フォローする側が先に打ち始めているので、そこは打たずに、フォローする側が苦しくなり始めたところで、初心者は入力を始める。
- 初心者はダブったのに気づかなかった。
表示をさしながら、「ここ」「これ」などの言葉が多かったがどうか?。
- 半分以上わからなかった。
- 入力を休んでる人が、指示語の具体的なところを示すのは良いのではないか?
【手話勉強会】
自分の名前の表現(知らない人の分)
「私の名前は○○です。」
●先月の復習
- 朝・昼・夜
- 「おはようございます」
- 「こんにちは」
- 「こんばんは」
- よろしくお願いします。
今月
- 色
- 黒
- 赤
- 青
- 黄色
- 緑
- 紫
- 白
- 桃
- 茶色(栗色)
- 黄緑
- 水色(表現:水+色)
- 私の名前は○○です。
- 好きな色は○です。
- 嫌いな色は○です。
【お知らせ。】
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