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9月13日(火)産経新聞 朝刊掲載記事

新聞記事についての補足
歯を保存することの重要性やマイクロスコープなどの新しい分野による歯内療法の概念を普及させることは正しいことだと思います。私としては、この記事をもって「歯の価値」を再度考えていただける機会となれば良いと思っております。
ただ、本日初めて内容を知ったのですが、誤解を招く表現もあると思いますので私の見解をここに記載致します。
@米国留学中と記載となっていますが、私は米国には留学しておりません。留学ではなく研修に何度か行っているだ けですのでご理解お願い致します。
A5割が抜歯をしなくて済むようになったという表現は、現状での私が診ている患者さんの感覚での数字ですので日 本全国や全体でのデータとは関係はありません。また科学的な根拠はありません。
B「完璧な歯内療法」という表現に関してですが、そもそも医療に「完璧」という概念がないためマイクロスコープでは 「見える」というだけで、治療内容を保証するものではありません。
C文面から亀裂が入った歯でも保存可能なイメージがでてしまいますが、状況により異なります。抜歯になることの 方が多いので、安易に保存できるとは思わないで頂きたいと思います。
D歯内療法はCT撮影をしてからと記載されていますが、CTは通常はルーティン(決まって毎回という意味合い)では 撮影するものではありません。当院ではCT設備はありませんし、私は基本的には通常の歯科用レントゲン(通称デ ンタルと呼ぶ)2枚を角度を変えて撮影することをルーティンで行っております。
E「マイクロスコープを用いての歯内療法の技術をもつ歯科医師は都内で10人ほどと少ない」と記載されていますが 正確には「歯内療法専門(歯内療法しかしない)で開業している歯科医師は」という意味あいです。私はまだまだトレ ーニング中の身ですし、私が足下にも及ばない先生方が多くいらっしゃいますのでご理解頂ければと思います。
2011年9月13日
医療法人社団 明征会
理事長 渡邉 征男
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