XP Home チューニング 2 (レジストリ)
1 CPU L2キャッシュサイズの最適化
WindowsXPではCPUのL2キャッシュサイズが256KBに設定されています。
LibrettoLシリーズで採用されているCrusoeは512KB搭載しているため最適化することによりパフォーマンスがアップします。
1) レジストリエディタの起動
スタート − ファイル名を指定して実行 − regedit と入力しOKをクリック
2) HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlset\Control\Session Manager\Memory Management キーを開く
3) SecondLevelDataCache をWクリックしDWORD値を変更
10進法を選択し”値のデータ”を512とする
4) OKをクリック − レジストリエディタを終了 − Windows を再起動
2 NTFSフォルダの最終アクセス日時の更新の停止
パーティションをNTFSフォーマットした場合、ファイルを開く度にフォルダの最終アクセス日時が更新されます。
フォルダの最終アクセス日時を参照しない場合は、更新を停止することによりNTFSのアクセス速度がアップします。
1) レジストリエディタの起動
スタート − ファイル名を指定して実行 − regedit と入力しOKをクリック
2) HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlset\Control\FileSystem キーを開く
3) メニュー − 編集 − 新規 − DWORD値 を選択し”NtfsDisableLastAccessUpdate”と入力
NtfsDisableLastAccessUpdateがある場合は必要ありません
4) NtfsDisableLastAccessUpdateをWクリックしDWORD値を変更
”値のデータ”を1とする
5) OKをクリック − レジストリエディタを終了 − Windows を再起動
3 アイコンのキャッシュサイズの最適化
エクスプローラからフォルダを開くとアイコンが表示されるまでに時間がかかる場合があります。
アイコンのキャッシュサイズを最適化することにより再アクセスの場合エクスプローラの表示速度がアップします。
1) レジストリエディタの起動
スタート − ファイル名を指定して実行 − regedit と入力しOKをクリック
2) HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer キーを開く
3) メニュー − 編集 − 新規 − 文字列 を選択し”Max Cached Icons”と入力2
Max CachedIconsがある場合は必要ありません
4) Max CachedIconsをWクリックし値を変更
”値のデータ”を 1024 or 2048 とする
搭載メモリサイズ・ファイル量により値を決めます。私は+256MBなので2048KBとしました。
5) OKをクリック − レジストリエディタを終了 − Windows を再起動
4 カーネルメモリ領域のページプールのコードを物理メモリに常駐させる
カーネルメモリ領域のページプールのコードは、仮想メモリに常駐していますが、物理メモリに常駐させる事により
データアクセススピードがあがり、OSの処理速度がアップします。
1) レジストリエディタの起動
スタート − ファイル名を指定して実行 − regedit と入力しOKをクリック
2) HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlset\Control\Session Manager\Memory Management キーを開く
3) DisablePagingExecutiveをWクリックしDWORD値を変更
”値のデータ”を1とする
4) OKをクリック − レジストリエディタを終了 − Windows を再起動