第11期第二回講座 『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』を読む (2017.7.22)

書誌的情報

作品内容

探偵:本作だけに登場する牧師の四男坊で元海軍軍人のロバート(ボビイ)・ジョーンズと、ボビイの幼馴染で伯爵令嬢のフランシス(フランキー)・ダーウェントの二人組。
主な登場人物:地方名家の当主ヘンリイ・バッシントン-フレンチと弟のロジャー、精神病院を経営する医者ジャスパー・ニコルソンと妻のモイラ、探検家アラン・カーステアーズ、謎のエヴァンズなど。
物語:ウェールズでゴルフの最中、ボビイは崖下に転落した男を見つけた。男は「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」という謎の言葉を発して死亡。その後、命を狙われたボビイはフランキーとともに事件の謎解きに挑戦し、舞台はハンプシャー州ステイヴァリィ村のバッシントン-フレンチ屋敷に移る。

本書を読んだ後(読みながら?)、可能ならば考えてきてほしいこと
  1. この作品の評価を星の数(★1〜5)で答えてください。
  2. この作品の魅力はどこにあると思いますか?
  3. 伏線やトリックで、巧みだと思ったところはありますか?
  4. 1934年には本作を含めて、6冊(長編ミステリー3冊、短編集2冊、ウェストマコット名義の小説1冊)が刊行されています。他の作品と作風を比べてみましょう。
  5. 犯人像や動機、また舞台となっている場所について、注目してみましょう。
  6. 何かクリスティの実体験と重なる事柄があるでしょうか?
次回の資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
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