第11期第三回講座 『火曜クラブ』を読む (2017.9.23)

書誌的情報

作品内容

探偵:お馴染みのミス・ジェーン・マープル。マープルの初登場は短編「火曜クラブ」である。
作品:以下の13本の短編からなる。
短編の題名初出誌と出版年短編の題名初出誌と出版年
「火曜クラブ」"Royal Magazine 1927/12"「アスタルテの祠」"Royal Magazine 1928/1"
「金塊事件」"Royal Magazine 1928/2"「舗道の血痕」"Royal Magazine 1928/3"
「動機対機会」"Royal Magazine 1928/4"「聖ペテロの指のあと」"Royal Magazine 1928/5"
「青いゼラニウム」"The Storyteller 1929/12"「二人の老嬢」"The Storyteller 1930/2"
「四人の容疑者」"Pictorial Review 1930/1"「クリスマスの悲劇」"The Storyteller 1930/1"
「毒草」"The Storyteller 1930/3"「バンガロー事件」"The Storyteller 1930/5"
「溺死」"Nash's Pall Mall 1931/11"  


本書を読んだ後(読みながら?)、可能ならば考えてきてほしいこと
  1. この作品の評価を星の数(★1〜5)で答えてください。
  2. 作品中で好きな短編を出来れば3編(1、2編でも可)、挙げてください。
  3. 短編集としての魅力はどこにあると思いますか? また、評価できない点はありますか?
  4. 前半の6編と後半の6編は、どちらがいいと思いますか? 違いが感じられますか?
  5. シリーズ物としての短編の並べ方に、どんな工夫が見られるでしょうか?
  6. ミス・マープルと言えばセント・メアリー・ミード村ですが、長編12編のうち、この村が舞台になったものは何編あるでしょうか?
  7. この短編シリーズが書かれた1927〜30年は、クリスティにとってどのような時期だったでしょうか?
次回の資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
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