第12期第二回講座 『パーカー・パイン登場』を読む (2018.1.27)

書誌的情報

作品内容

探偵:パーカー・パイン。統計が専門の元公務員。コンサルティング業に従事している。
作品:以下の12本の短編からなる(前半6本の題名は「の事件」を省略)。
短編の題名初出誌と出版年短編の題名初出誌と出版年
「中年夫人」"Woman's Pictorial 1932/10"「退屈している軍人」"Woman's Pictorial 1932/10"
「困り果てた婦人」"Woman's Pictorial 1932/10"「不満な夫」"Woman's Pictorial 1932/10"
「サラリーマンの事件」"Strand 1932/11"「大金持ちの婦人」"Cosmopolitan 1932/8"
「あなたは欲しい……」"Nash's Pall Mall 1933/6"「バグダッドの門」"Nash's Pall Mall 1933/6"
「シーラーズにある家」"Nash's Pall Mall 1933/6"「高価な真珠」"Nash's Pall Mall 1933/7"
「ナイル河の殺人」"Nash's Pall Mall 1933/7"「デルファイの神託」"Nash's Pall Mall 1933/7"


本短編集に未収録の短編
本書を読んだ後(読みながら?)、可能ならば考えてきてほしいこと
  1. この短編集の評価を★の数で答えてください。(★1〜5)
  2. パーカー・パイン物の魅力はどこにあると思いますか?
  3. 一番気に入った短編を挙げてください。2編以上でも構いません。
  4. 前半6篇と後半6篇では設定に違いがあります。どちらがいいと思いますか? その理由は?
  5. 後半の6編を中東への旅行中に設定した理由が、何か考えられるでしょうか?
  6. 後半の作品の中には、当初ポアロ物にするつもりだったものもあります。後半の作品はポアロ物でもよかったと思いますか?
  7. 同じ年に長編4作と、本作を含めて短編集2作が刊行されています。作風を比べてみましょう。
次回の資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
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