第11期第一回講座 『ナイルに死す』を読む (2017.5.27)

書誌的情報

作品内容

探偵:お馴染みのエルキュール・ポアロ。ポアロ物の15冊目(全体では22冊目)。
主な登場人物:美貌で金持ちのリネット・リッジウェイ、彼女と結婚するサイモン・ドイル、ドイルの元婚約者ジャクリーン・ド・ベルフォール、英国特務機関員のレイス大佐など。
物語:リネットはジャクリーンからサイモンを奪い結婚。二人は豪華客船でナイル河を遡る新婚旅行に出発するが、そこに現われたのが嫉妬に狂ったようなジャクリーン。そしてなんと、殺人が!

本書を読んだ後(読みながら?)、可能ならば考えてきてほしいこと
  1. この作品の評価を星の数で示してください。(★1〜5)
  2. この作品の魅力はどこにあるでしょうか?
  3. 評価できない点や納得できないところ、不満な点がありますか?
  4. 長い作品ですが、全体の構成についての感想は? 結末部分の書き方はどうでしょうか?
  5. クリスティはマープル物にしようという案も持っていました。また戯曲版はポアロが登場しません。本作をポアロ物にしようと決めたのはなぜだと思いますか?
  6. リネット殺しとは別の2つの犯罪の混在、また第2・第3の殺人が続くことについて、どう思いますか?
  7. 作中には様々なタイプの女性が出てきますが、印象的だった女性はいましたか? また男性の描き方はどうでしょうか?
  8. この作品以前に、ポアロがメソポタミアに行った作品はどのくらいあるでしょうか? またその他の国でポアロが活躍した作品は、どのくらい書かれていたでしょうか?
  9. 本作と同じトリックやシチュエーションを使ったクリスティ作品があるでしょうか?
次回の資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
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