第18期第二回講座 『未完の肖像』を読む (2021.3.13) |
★ 本書を読んだ後(読みながら?)、可能ならば考えてきてほしいこと
- この作品の評価を、★の数(1〜5)で答えてください。
- この作品を読んで、最も興味を持ったのは、どんなところですか?
- この作品の前後には、数多くのミステリが書かれています。どうしてこの作品を書こうとしたと思いますか?
- 自伝的な作品ですが、シーリアとクリスティはどの程度似ているでしょうか? どのくらい自分自身を描き出していると思いますか?
- 肖像画家が主人公の人生を聞き書きする形になっていますが、なぜこのような構成にしたと思いますか?
- ラストの謎解き的な部分の評価は?
★
書誌的情報
- 原書"Unfinished Portrait"は1934年にMary Westmacott名義で出版された。英国の出版社はCollinsで、米国の出版社はDodd, Meadと思われる。1949年にメアリー・ウェストマコットはクリスティと同人物であることが暴露された。現在の著作権表示はMrs. Max Mallowanになっている。
- 翻訳書は以下の通り(児童物は除く)。
- 『未完の肖像』(中村妙子訳、ハヤカワNV文庫、1976)
- 『幻の肖像画』(中原さつき訳、日本メール・オーダー、1984)
- 『未完の肖像』(中村妙子訳、早川クリスティー文庫、2004)
- 映像作品は無し。
これまでの資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
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