第２２期第二回講座　『蒼ざめた馬』を読む(2023.1.28)

本書を読んだ後（読みながら？）、可能ならば考えてきてほしいこと

1. この作品の評価を★の数（1〜5）で答えてください。
2. オカルト的な雰囲気を漂わせた作品ですが、不気味さを感じましたか？
3. この作品をどういうタイプの作品と捉えていますか？
4. この作品の特徴はどんな点にあるでしょうか？　また面白かった点、不満を感じた点を挙げてください。
5. ほとんどの章段をマークの一人称の語りにしたのはなぜだと思いますか？　その効果は？
6. キャラクターの作り方はどうでしょうか？　魅力的なキャラクターがいましたか？
7. オリヴァ夫人を始め、他の作品にも登場した人物が出てきますが、気付きましたか？

　書誌的情報

• 原書“The Pale Horse”は、英国では1961年11月にCollins社から出版。米国では同題で1962年にDodd, Mead社より出版された
• 翻訳書は以下の通り（児童物は除く）。
  • 『蒼ざめた馬』（橋本福夫訳 、早川ポケット・ミステリ、1962）
  • 『蒼ざめた馬』（橋本福夫訳、早川ミステリ文庫、1979）
  • 『蒼ざめた馬』（高橋恭美子訳、早川クリスティー文庫、2004）
  
  
• 映像作品は以下の通り(http://www.deliciousdeath.cexj.htmlより）。
  • TV「蒼ざめた馬／魔女の館殺人事件」
    　　　　放送：（英：1997年12月23日）
    　　　　監督：チャールズ・ビーソン　脚本：アルマ・カレン
    　　　　出演：コリン・ブキャナン(マーク・イースターブルック)、
    　　　　　　　ジェイン・アッシュボーン(ケイト・マーサー)、
    　　　　　　　ハミオネ・ノリス(ハーミアフ)
    
  • TV「蒼ざめた馬」　Agatha Christie's MARPLE Serires 5
    　　　　放送：(（英ITV)：2010年8月30日）
    　　　　演出：アンディ・ヘイ　脚本：ラッセル・ルイス
    　　　　出演：ジュリア・マッケンジー(ミス・ジェーン・マープル)、
    　　　　　　　ジョナサン・ケイク(マーク・イースターブルック)、
    　　　　　　　ポーリーン・コリンズ(サーザ・グレイ)
    
  • TV「Le Cheval pale」
    　　　 放送：（(France2)：2016年9月2日）
    　　 　演出：エリック・ウォレット 脚本：Jean-Luc Gaget
    　　　 出演：サミュエル・ラバルト
    
  • TV「アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬」
    　　　　　 放送：（（英BBC）：2022年12月20日〜　（日NHK）：2022年3月13日・20日）
    　　　　　 演出：レオノラ･ロンズデール　脚本：サラ・フェルプス
    　　　　　 出演：ルーファス･シーウェル（マーク･イースターブルック）、
    　　　　　 　　 カヤ･スコデラーリオ（ハーミア･イースターブルック）
    
  
  

  これまでの資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
  質問やメルマガへの参加はwhtushin@gmail.comまでご連絡ください。

  ---

  元に戻る