『茶色の服の男』を読む

第２４期第二回講座　『青列車の秘密』を読む(2024.1.27)

本書を読んだ後（読みながら？）、可能ならば考えてきてほしいこと

この作品の評価を★の数（1～５）で答えてください。
この作品のどんなところが面白かったですか？　またプロットや登場人物等で、不満に思う点を挙げてください。
ポアロ物の長編としては、初めて三人称で語られた作品ですが、その試みは成功しているでしょうか？
本書は離婚を決心した最も苦しい時期に書かれた作品ですが、執筆当時のクリスティの心中が窺われる箇所があるでしょうか？
キャサリン・グレーは、デリク・ケタリングと結婚するのでしょうか？

　書誌的情報

原書“The Mystery of the Blue Train”は、英国ではハード・カバー版は1928年3月にCollins社から出版。米国では1928年にDodd, Mead社から出版された。
翻訳書は以下の通り（児童物は除く）。
- 『青列車殺人事件』（松本恵子訳、日本出版協同、1954）　
- 『青列車殺人事件』（松本恵子訳、大日本雄弁会講談社、1955）　
- 『青列車の秘密』（田村隆一訳、ポケット・ミステリ、早川書房、1959）　
- 『青列車の謎』（長沼弘毅訳、創元推理文庫、東京創元社、1959）　　
- 『青列車殺人事件』（松本恵子訳、角川文庫、角川書店、1966）　　
- 『青列車の謎』（久万嘉寿恵訳、講談社文庫、講談社、1976）　
- 『青列車の秘密』（田村隆一訳、ミステリ文庫、早川書房、1982）　
- 『ブルートレイン殺人事件』（中村妙子訳、新潮文庫、新潮社、1983）　　
- 『青列車の秘密』（青木久恵訳、クリスティー文庫、早川書房、2004）
映像作品は以下の通り(http://www.deliciousdeath.cexj.htmlより）。
- TVドラマ「青列車の秘密」（”The Mystery of the Blue Train”）
  　　　　　　放送：（英ITV：2006/1/1）　DVD発売（デアゴスティーニ・ジャパン：2011年）
  　　　　　　監督：ヘティ・マクドナルド　脚本：ガイ・アンドルーズ
  　　　　　　出演：デビッド・スーシェ(ポワロ)、
  　　　　　　　　　　ジェームズ・ダーシー(デレック)、
  　　　　　　　　　　アリス・イヴ(レノックス)、
  　　　　　　　　　　ニコラス・ファレル(ナイトン)、
  　　　　　　　　　　ブロナー・ギャラガー(メイソン)、トム・ハーパー、
  　　　　　　　　　　ジェーン・ハウ、サミュエル・ジェームズ、
  　　　　　　　　　　オリバー・ミルバーン(ローシュ)、
  　　　　　　　　　　ジェイミー・マリー(ルース)、
  　　　　　　　　　　ロジャー・ロイド＝パック(コー)、
  　　　　　　　　　　ジョージナ・ライランス(キャサリン)、
  　　　　　　　　　　ジョゼッテ・サイモン(ミレール)、
  　　　　　　　　　　リンゼイ・ダンカン(タンプリン夫人)、
  　　　　　　　　　　エリオット・グールド(ルーファス)
これまでの資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
質問やメルマガへの参加はwhtushin@gmail.comまでご連絡ください。

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