第21期第二回講座 『雲をつかむ死』を読む(2022.7.23)

 本書を読んだ後(読みながら?)、可能ならば考えてきてほしいこと

  1. この作品の評価を★の数(1〜5)で答えてください。
  2. 本作はクリスティの17作目の長編作品ですが、初期の作品だと感じさせる点がありましたか?
  3. 前々回は晩年の作品『象は忘れない』(1972)を、前回は後期の作品『パディントン発4時50分』(1957)を読みましたが、どんな点で本作との違いを感じますか?
  4. 同じように乗り物内の殺人を描いた『オリエント急行の殺人』(1934年)や『ナイルに死す』(1936年)と比べると、一般的に本作の評価は落ちるようですが、その理由を考えてみましょう。
  5. トリックと犯人のキャラクターについて、どう評価しますか?
  6. フランス人警察官の描き方について、何か感想がありますか?
  7. 本書にはクリスティ自身の体験がいくつか書き込まれていますが、気づきましたか?
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