『鳩のなかの猫』を読む

第２３期第三回講座　『鳩のなかの猫』を読む(2023.9.23)

本書を読んだ後（読みながら？）、可能ならば考えてきてほしいこと

この作品の評価を★の数（１～５）で答えてください。
次の点について、この作品のプロットをどう評価しますか？
1. 学園物の謎解きミステリに国際的陰謀の冒険物的要素を絡めたこと。
2. ポアロの登場がかなり後（17章）になっていること。
3. その他、プロットに関して意見がありましたら、挙げてください。
プロット以外の点で、面白いと思ったことは？
バルストロード校長の人物像をどう思いますか？　その他興味をひかれた登場人物はいましたか？
学園ミステリで、お薦めの作品はありますか？

　書誌的情報

原書“Cat Among the Pigeons”は、英国では雑誌“John Bull”に1959年9月から10月にかけて縮約版が連載され、完全版（ハード・カバー版）は1959年11月にCollins社から出版。米国では雑誌“Ladies Home Journal”1959年11月号に縮約版が掲載され、完全版は1960年3月にDodd, Mead社から出版された。
翻訳書は以下の通り（児童物は除く）。
- 『鳩のなかの猫』（橋本福夫訳、ハヤカワ・ミステリ605、早川書房、1960）
- 『鳩のなかの猫』（橋本福夫訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、早川書房、1978）
- 『鳩のなかの猫』（橋本福夫訳、クリスティー文庫、早川書房、2004）
映像作品は以下の通り(http://www.deliciousdeath.cexj.htmlより）。
- TV「鳩のなかの猫」（”Cat Among the Pigeons”）
  　　　　　　「名探偵ポワロ」Agatha Christie's POIROT XI
  　　　　　　放送：（英ITV：2008年）
  　　　　　　監督：ジェームズ・ケント　脚本：マーク・ゲイティス
  　　　　　　出演：デビッド・スーシェ(ポワロ)、
  　　　　　　　　　　ハリエット・ウォルター(バルストロード)、
  　　　　　　　　　　ラージー・ジェームズ(アリー)、
  　　　　　　　　　　アダム・デ・ビル(ボッブ・ローリンスン)、
  　　　　　　　　　　ドン・ギャラガー、ジョージー・グレン、ジョージア・コーニック、
  　　　　　　　　　　キャロル・マクレディ(ジョンスン)、クレア・スキナー(アイリーン)、
  　　　　　　　　　　スーザン・ウールドリッジ(チャドウィック)、
  　　　　　　　　　　ナターシャ・リトル(アン)、アマラ・カラン(シャイスタ王女)、
  　　　　　　　　　　アダム・クローズデル(アダム)、アマンダ・アビントン(ブレイク)、
  　　　　　　　　　　ミランダ・レーゾン(ブランシュ)、エリザベス・バーリントン
- TV” Le Chat et les Souris”（Les Petits Meurtres d‘Agatha Christie）
  　　　　　　放送：（仏France2　2010年）
  　　　　　　監督：エリック・ウォレット
  　　　　　　出演：アントワーヌ・デュレリ(ラロジエール警視)、
  　　　　　　　　　　マリウス・コルッチ(ランピオン刑事)、
  　　　　　　　　　　ブリジット・カティヨン、マリリーヌ・カント、
  　　　　　　　　　　イザベル・カンドリエ、キャロリーヌ・デュセイ、
これまでの資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
質問やメルマガへの参加はwhtushin@gmail.comまでご連絡ください。

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