第13期第一回講座 『ABC殺人事件』を読む (2018.6.23) |
書誌的情報
- 原書"The ABC Murders"は1936年の出版。
- 翻訳書は以下の通り(児童物は除く)。
- 『ABC殺人事件』(伴大矩訳、日本公論社、1935)
- 『ABC殺人事件』(松本恵子訳、大日本雄弁会講談社、クリスチー探偵小説集、1956)
- 『ABC殺人事件』(鮎川信夫訳、早川書房、ハヤカワ・ミステリ、1957)
- 『ABC殺人事件』(堀田善衛訳、東京創元社、世界推理小説全集43、1957)
- 『ABC殺人事件』(堀田善衛訳、東京創元社、創元推理文庫、1959)
- 『ABC殺人事件』(中村能三訳、新潮文庫、1960)
- 『ABC殺人事件』(堀田善衛訳、東京創元社、世界名作推理小説大系9、1960)
- 『ABC殺人事件』(能島武文訳、角川文庫、1962)
- 『ABC殺人事件』(堀内英子訳、東都書房、世界推理小説大系13、1962)
- 『ABC殺人事件』(久万嘉寿恵訳、講談社文庫、1974)
- 『ABC殺人事件』(田村隆一訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、1987)
- 『ABC殺人事件』(堀内静子訳、ハヤカワ・クリスティー文庫、2003)
- 『ABC殺人事件』(深町眞理子訳、創元推理文庫、2003)
- 映像作品は以下の通り。
- 「ABC殺人事件」("The Alphabet Murders"、英MGM映画、1965、監督:フランク・タシュリン、
出演: トニー・ランドール(ポアロ)、 マープル役でM・ラザフォードがゲスト登場)
- 「ABC殺人事件」(Agatha Christie's POIROT IV放送:(英ITV):1992/1、(NHK)1992/10
監督:アンドリュー・グリーヴ、出演:デビッド・スーシェ(ポワロ)、
- 「ABC殺人事件」(名探偵ポワロとマープル、放送(NHK):2004/8(全4回)、
監督:高橋ナオヒト、ポワロ(里見浩太朗)
- 「ABC殺人事件」(放送:2005/12、NHK、監督:吉川邦夫、出演:伊東四朗(赤富士鷹)
- 「ABC殺人事件」("Les Meurtres"、放送(France2):2009/1、監督:エリック・ウォレット)
- 「ABC殺人事件」("Grandmaster"、2012、インド映画、監督:B. Unnikrishnan)
- その他オーディオ・ブックもあるそうだ。
本書を読んだ後(読みながら?)、可能ならば考えてきてほしいこと
- この作品の評価を★の数で答えてください。(★1〜5)
- この作品を高く評価する点はどんなところですか?
- 評価を下げた点は?
- この作品のプロットが、他のクリスティ作品と大きく違っている点は、何でしょうか?
- プロットやトリックについて、疑問に思うこと、質問したいこと等があれば、挙げてください。
- この作品には、久しぶりにヘイスティングス大尉が登場します(3年、4作品ぶり)。なぜ再登場させたのでしょうか? また、登場させた効果があると思いますか?
- 作品中で言及されている自作品の題名が分かりますか?
次回の資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
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