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        赤ねこ漢字スキル・右ページの指導法

 

                                                  山村 精一(大阪府・かわち教育サークル)

 赤ねこ漢字スキルの新出漢字の指導法。
 丁寧におさえていく指導のため、漢字スキルを使い始めたころに最適。


@読む

 指示1   漢字スキルの□ページを開けてください。

 指示2   お隣の人が、きちんとページを開けているか見てください。

 指示3   最初の漢字を指差して、何と読むか、一緒に読みましょう。さんはい!

 指示4   例文を一緒に読みましょう。さんはい!

ここまで、テンポよく行うことが大切。
 

A書く

 指示1   机に書き順を言いながら、目をつぶって書けるようになるまで、指書きしましょう。

この時に出た新出漢字が難しい、ややこしい漢字の場合は、黒板に大きく書いてあげるほうがよい。

                          ★ きちんと書き順を言っている子は大いに誉める
しばらくすると、「覚えました!」と言う子が出てきたら、

 指示2   手をあげて、空書きをしましょう。

教師も前で一緒に行い、間違えると思われるところの書き順をチェック。

 指示3   窓側と廊下側で向かい合います。じゃあ、窓側の人が空書きしますから、廊下側の人、あっているか見てあげて下さい
       (一度行い、できているようだったら、交替。あやしい場合は、再度行う)。

 指示4   次は、お隣の子と向き合って、書き順を言いながら、空書きします。できてたら、交替してください。

 指示5   次は、なぞり書きです。スキルに書き順を言いながら、なぞり書きをしましょう。 

 ここは、教師が書き順を言いながら、一緒に行う

                          ★ きちんと書き順を言っている子は大いに誉める 

 指示6   次に一つ目の写し書きをします。書き順を言いながら、ていねいに写し書きをしましょう。 

 指示7   2つ目の写し書きは、上に書いてあるのを見ないで(隠して)、書き順を言いながら書きましょう

こうすることで、ミニテストとなる。

                          同様に、次の漢字も行う。
                         ★ あくまでもテンポよく行うことを心がけて指導する。


 慣れてくると、「新出漢字○コしなさい」という形で、各自で行わせることが可能であろうが、我がクラスではこの指導法では、数名がいい加減に行い、ついていけない子が出た(指導不足であろうが)。
 そこで、以上のような指導法を行った結果、みんなそろって行える(ついていける)上、自分でさせている時に出てきた、とんでもない漢字、書き順をする子がほとんどいなくなり、定着していった。


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