〜 先ずは小整備をば 〜

我が家にやって来た黄コンブ。もちろん、そのまま乗れるようでは楽しみがありません。
機関が調子いいうちに気になるところを細々手を加えていきます。



悲しいことに運転席側のシートが磨耗でやぶれています。こりゃ、張替えか?と調べてみたところ、このシート年式違いのシートを使っているのではなく、全く違う車のシートを溶接で付けたみたい。純正シートなら張り替えキットがあるのに、これでは手の出しようがありません。さぁ、困ったと思っていたとき、近所のオートバックスでこんなもの見つけました。シートを本皮もどきにするためのシートカバーです。フリーサイズの汎用品ですので、多少ぶかついていますが引っ張ればもう少しましになりそう。こりゃ使えそうだ!ということでこの後、助手席分も買ってきたことは言うまでもありません。(^^)

これならオープン時に雨が降っても気にせずにいられますよねー。



続いてシフトですが、黄コンブには当初、本物かニセモノか判らないEMPIシフト(写真上)が付いていました。ただこのシフト、純正シフトと同様に足をペダルの位置であわせてシートを調整するとハンドルやシフトがすごく近くなり、ハンドルのにぎりやすい位置でシートをあわせるとシフトが遠くて1速に入れられなくなるといった変なワーゲン特有の運転姿勢を強いられます。きっとドイツ人は足が長くて手が短いのでしょうね(私の足が短く手が長いとも言えますが、、、笑)

そんなわけで、運転姿勢改善のためこのEMPIタイプのくの字に曲がったシフトを買ってみました。いままでいろいろと試したけど、このタイプが一番使いやすいと思います。値段もリーズナブルだし、ノーマルのぐにょぐにょしたタッチもシャキっと改善されます。オススメですよ。(^^)



マルサンでぶ顔に付ける物といえば黄色いフォグでしょー。その昔、ちょっとお洒落なビートルには必ずコレが付いていましたよね。是非、私の車にもってことでいろいろ探したところ、運良くマーシャルの当時ものと出会えました。マーシャル889というモデルで20年くらい前に絶版になったものなんだって。さすがマーシャル、レンズの中央に猫マークが入ってます。

取り付けたのが下の写真。うーむ、微妙に傾いているような気もするな。それに、もうちょっと前に付けたほうがよかったかな?ステーもいろいろと試してみたいと思います。



マイ黄コンブ、やって来たときから燃料口の鍵がありません。今時、ガソリン泥棒なんていないと思いますが、いたずらされるのは嫌なので鍵付きフィラーキャップ(社外品)を付けてみました。ちなみに、コレ、おなじみFLAT-4からの通販2000円です。

FLAT4のページはコチラ


上のフィラーキャップに引き続き、マイ黄コンブ、エンジンフードの鍵もありません。正確にはあるのですが、どうやらこのクルマは過去にいろんな部品を寄せ集めて作られた車のようで、助手席、運転席、グローズトボックス、エンジンフードと全て違う鍵が付いているのです(!)
で、肝心のエンジンフードの鍵が無くなっている為に、かぎがかけられない状態。これではねー、ということでキーシリンダーだけ交換しました。
こんなパーツもすぐに手に入ってしまうのがビートルのいいところですよね。


以前、乗っていた水色号がスタンダードモデルであったため、メッキパーツがあまりついていませんでした。それがスタンダードモデルの良さですので、特に何も加えませんでしたが、今度の車はビートルラインナップの中でも最上級モデルのマルサンということで、バッチリメッキパーツをおごっていこうと思います。
先ずは当時からオプションであったらしいフェンダーのストーンガードを付けました。リアフェンダーは良いにして、マルサンはフロントフェンダーが通常のトーションバーモデルとは異なる形状をしていますので、ストラットモデル用のフロントストーンガードがあるかどうか不安でしたが、やはりありました。ちょっぴり間延びした形状(写真下)ですが、けっこういい感じです。(^^)


ウインドウレギュレーターは社外品(写真上)が取り付けられていました。これ、見た目はいいのですが、早回しするとつめが当たって痛いんですよね。やはり、ここは実用的に純正形状(写真下)に戻しましょう。ネジを1本外すだけですので楽勝です。


ビートルのリアフードに空いているスリット。当たり前と言えば当たり前なんですがエンジンルームに直結です。だから、雨が降るとエンジンびしょぬれ。ノーマル状態では雨よけなど付いていないので、VW社としては「エンジンってなぁ濡れるもんだぜ!」てなご意見なんでしょう。でも、何だかエンジン錆びそうじゃありません?
ということで、リアフードの雨よけを付けました。デザイン的には?ですが、付けたほうがいいんでしょうねー。。。

イベント時だけ外しておこっと。(^^;;;




最後に屋根なんですが、ビートルの場合、ロードスターやビートのような幌一枚のみの屋根とは違い、内張りが存在し、さらに中にクッション材を挟んだコンバーチブルトップとなっています。保温性や遮音性に優れているのはいいのですが、内張りが一部たれてきています(写真上)。

よく見るとビニール材なのに小さなビスで止めているだけ。これではトップを引っ張った時、ビスの頭を起点にして裂けてしまいます。そこで、内張りをビスの頭という点で支えるのではなく、ワッシャーをかましてなるべく広い面積で支えるようにしましょう。ホームセンターでこんなプラスティックのワッシャーを買ってきました(写真中)。

出来上がりがこんな感じ(写真下)。これでも裂けるようであればもっと大きなワッシャーを探すか、いっそのこと内張りを支えるためのレールでもつくろうかな。どうやらこのトップ、一度張り替えられているようです。オリジナル状態ではどのようになっているのでしょうね?今度、イベントなどでコンバチ見つけたら観察してこようと思います。



最後に今後の課題...

この写真をみて何か変だと気づいたあなた、マニアですねー。
何故だか私の車、テールランプが左右で異なります。
左がストップランプとポジションランプがW球で一緒のタイプ。
右が別々のタイプ。おそらく左がメキシコビートルのもので右がオリジナルじゃないかな。
何故こうなったのかは判りませんが、ここは何とかしたいところですねー。
幸い、左用のリフレクターは手に入りましたので、あとはレンズです。
社外品ならすぐに手に入るのですが、ここはHELLAにこだわりたい。

HELLAのビックテール左右新品さがしてまーす。情報求む!!

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