あらまぁ、水温計が上がりません。
 「サーモスタットの交換」

マイライフ、何故か水温が上がりません。しばらく走り回って信号などで停車すると僅かに水温計が上がるのですが、走り出すとまだ下がってしまいます。これはきっとビートに乗っているときに経験したようにサーモスタットが開きっぱなしになっているのでしょう。さっそく交換してみます。
肝心のサーモスタットなんですが、今でもホンダから取り寄せることができました。サーモスタット(部品番号19300-611-005、2310円)、パッキン(部品番号19313-634-S00、252円)。すでに欠品だらけの初代ライフですが、まだまだ保安部品は出るそうです。
先ずはクーラントを抜いてサーモカバーを外します。ライフのサーモスタッドはエンジン中央に付いているので楽々交換可能。ホンダ車はよく整備性が良くないと言われますがライフはそうでもないようです。
さっそくサーモカバーを取り外してみると、、、、、

ん?真っ赤なサーモがエンジンにくっついて外れない...
んーーーーー、、、えいっ!!!

無理やり引っ張り出すとサーモがバラバラになってしまいました。左が取り出したバラバラのサーモ、右が新品ね。このような状態ですから全くサーモとしての機能を果たしていなかったことでしょう。

新品サーモを取り付けて新しいクーラントを入れる。そしてエンジンかけてクーラントを回し減った分を補充すれば作業完了です。
をー、ばっちり水温が上がるようになりました(喜)。

アイドリングが安定し、ヒーターがよく効きます。発進時にぐずつくことも無く乗りやすい車になりました。これで信号待ちでエンストしてしまうことも無くなるでしょう。(^^)

整備とは言えないくらい簡単な作業ですが、こんなことでも車の調子は見違えるほど良くなります。こうして一歩一歩改善していくことによりだんだんと自分の車になっていくって実感がわいてくるんですよね。こんなところも旧車の魅力なのかもしれませんね。


余談ですが、今回サーモスタットを買いに近所のホンダプリモに行ったのですが、このような旧車でも親身になってくれ、パーツリストが無いにも関わらず熱心に対応してくれました。

「また困ったことがあったらすぐには対応できないかもしれないけどまた来てくださいね」

との事。古い車には冷たい日本車ディーラーと言いますが、そうでもないようですね。ちょっと嬉しかったです。

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