いつまでも排気漏れのままではいけません
「マフラーの穴埋め」
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日々快調に走ってくれているマイライフなのですが、買ったときから排気漏れを起こしています。このままでも走れなくはありませんが臭くて非エコロですし車検にも通りません。後ろめたい気持ちで乗るのもなんですからここは気持ちよく修理を行いましょう。 ※ 今回の写真は全て携帯電話で撮影したため画質がイマイチです。(^^;;; |
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ジャッキアップをして車体下部を覗いてみたところ。エキマニのエンジン直下部分になにやらアルミ板をまきつけた箇所がありました。排ガスはここから漏れています。このような養生がしてあるってことは過去オーナーも何とか修理をしようと試みたのですね。 |
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巻いてあったアルミ板をはがしてみるとエキマニがキレイに真っ二つになっていました。ひび割れの起点箇所に凹みがあることから車止めか何かにエキマニをぶつけてしまったのでしょう。凹みはありますしひび割れも全周に回っていますが、エキマニ自体にそれほど大きな錆や腐りが無いのは不幸中の幸い。割れた箇所だけふさぐことができれば何とかなりそうです。 |
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ひび割れを塞ぐ方法なのですが、溶接機など持っているはずも無く、エキマニやマフラーを車体から取り外すのも大変なのでマフラーパテで補修を試みようと思います。幸い最近のパテは耐熱温度1000℃まで対応できる為、タイコ部分のみならず今回のようなエンジン直下のエキマニにも使用可能。便利な世の中になったものです。 今回使用したSOFT99のサイトはコチラ |
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先ずはひび割れた箇所の周りのススや錆を金ブラシで削り落とします。続いてマフラーパテを盛るのですがパテの密着を上げるため心材としてパテに付属していたセラミック紙を用います。セラミック紙を適当な大きさの短冊に切って、、、、 |
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表面にパテを塗り塗り、、、 |
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ひび割れた箇所に巻きつけます。パテとエキマニがよく密着するように強く押し付けて、、、 |
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上からパテを持っていきます。厚盛りも可能だそうですのでセラミック紙が完全に埋もれてしまうくらい塗り付けました。気分は左官職人ですな(笑) |
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乾いてくると表面が滑らかになってきます。1時間程度で硬化しアイドリングを行えば排気熱で完全硬化するとのことですが、今日の外気温は摂氏6℃。イマイチ乾きが悪いようですのでしばらくほったらかしにしておくことにします。 4日後、確認するとだいぶ硬化してきたようです。エンジンをかけ30分ほどアイドリングをして完全硬化させました。どうやら排気漏れは無さそう。(^^)v あわやエキマニワンオフ作り直しか?なんて思いましたがこんな簡単に直ってしまうのですね。最近のケミカルはすごいです。 |
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余談なのですが、今回のマフラー修理の為ジャッキアップをしたらフロント運転席側のドライブシャフトブーツがぱっくり裂けていることがわかりました。ここってFF車の泣き所なのですよね。グリスもはみ出てしまっていますのでこのままほっておくわけにはいきません。ドライブシャフトブーツ自体は純正部品がまだ出るそうなのですが、ブーツの交換には足まわりを分解する必要があり、とても私の手に負えそうにありません...... せっかくマフラーが直ったのにお不動様決定(悲)。 さて、どうしたものか..... |
追記) パテで穴埋めしたエキマニですが、200km程走行するとヒビが入ってきました。パテは熱には強いのですが振動には弱いようで、今回のような振動がもろに入るエンジン直下では無理があったようです。このままでは再びぽっきりいってしまいますので恒久対策として溶接してもらいました。 |
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これでばっちり大丈夫。 ただ、マフラーが直ったら今までバババンといい音をさせていた排気音がすっかり静かになってしまったのはちょっと寂しかったりします。(^^;;; |