〜 黄コンブくんがやって来た 〜

毎回、一生乗るぞ!と意気込んで乗り出すのに、気づけばまた空冷VWを乗り換えました。
移り気なのも私の性分ですな。4台目の空冷VWは黄色いVW1303S Convertivleです。



引き取ってきた帰り道でのショット。アルプスの山々がきれいっすね。


以前、ちょっとだけホンダビートに乗っていて、その時、実感したのがオープンカーの気持ちよさ。
ただ、ビートはいい車なんですが、のんびり走りたい私にはちょっと波長が合いませんでした。
しゃかりきに走らなきゃいけないようで、ちょっと自分の求めるものとは違うなぁ、、、と。
もっとゆるゆる気楽に走れる車の方がいいな、そうだ、空冷VWをオープンすればいいじゃん。
そんな単純発想でコンバチ探しが始まりました。(^^;;;

で、どんなコンバチを求めるか。。。。

大きく分けて空冷VWのコンバチは6Vオーバル、6Vビンテージ、12Vトーションバー、12Vストラット
の4種類に分けられますが、実用車としてガンガン使いたいので高年式のストラットがいいかな。
幸い、ストラットサスを収めるためデブ顔になったことが原因でタマ数は多い割には人気はいまひとつです。
ということはエコノミカルに程度のよい車を選べそう。一度、ビートルの最終形であるストラットサスのも
乗ってみたかったしね。

で、探し探して見つけたのがこの車です。長野のオーナーのもと、5年間にわたって維持されてきた車で、
基本的にノーマルのまま各所に手を入れられてきたそうです。ボディはホンダビートの純正色でオールペイント
したそうで、こんなところは手放したビートが帰ってきたようでなんだか因縁を感じますな。(^^;;;


さて、せっかくこれから長い付き合いになるのだから、ちょっと弱かったブレーキの点検も兼ねて健康診断を
しておきましょう。お願いしたのが近所にある
「MY WAY」というお店。欧州車全般を扱っていますので、
ポルシェやフェラーリに混じっての入院です。




一通りみてもらったところ、足回りブレーキ周りのほかに各部ブッシュ類の劣化、ショックの抜け、
マウントも交換した方がいいみたい。当初、ブレーキの調整だけお願いするつもりでしたが、
どうせやるなら、といろいろエスカレートし、結局、ブレーキはマスターシリンダー、配管、シュー、ホース類、
パッキン類、スタビ周りのブッシュ、前後ショックやマウント類も交換してもらいました。

いやぁ、けっこうな作業になっちゃったな。でも、ストラット回りの部品が出るうちにやっておきたかったし、
何よりも今の情熱のある今のうちに一気にやっておかなければ、そのうち本当にダメになってからでいいや〜、
なんてことになってしまうからね(笑)

もちろん、仕上がりはバッチリです。シャッキとした乗り心地で直進安定性も申し分ありません。
ビートルで片手運転って初めてしたかもしれない。(^^;;;


 

特に、今回、尻下がりの姿勢を補正するためにリアにコイルオーバーのショックを入れてもらいました。
うーん、今度はすこし上がりすぎちゃったかもしれない。
まぁ、乗ってるうちに落ち着いてくれることでしょう(笑)


さぁ、これからこの車がどんな世界を見せてくれるのでしょう。楽しみですー。

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