〜 フロントローダウン 〜


日々、快調に通勤の足として働き出してくれた水色ビートル号、大変調子良いのですが、「ど」ノーマル。ほんわかムードも捨てがたいのですが、やっぱ、車は低くてなんぼでしょ!!

ということ(?)でやってみました、ローダウン。いろいろ情報を集めた結果、もともと後ろ下がりのビートルですので、フロントだけ下げれば前に引っ張られてちょうど良い車高になるそう。もし、バランスが悪ければ後ろもあわせて落とせば良い、らしいです。とりあえずはフロントのローダウンからですね。

フロントを落とすには大きく分けてトーションバーを切断しフロントエンドアジャスターを取り付ける方法、そして、スピンドルをロワードスピンドルに交換する方法の2種類があります。前者はフロント車高を自由に変化させられますが、乗り心地が悪くなります。それに、トーションバーを切断し、アジャスターを溶接するために、二度と元には戻らなくなってしまいます。その点、後者のロワードスピンドルを用いる方法は車高は可変できませんが、部品の交換だけですので、またもとの状態に戻せますし、乗り心地も変わらないそうです。

前のカルマンがアジャスターで落としてあって、乗り心地が悪かった事と、いつかはまた標準車高に戻したいので、今回はロワードスピンドルを用いて落とすことにします。ロワードスピンドルは上手い具合に中古のCBパフォーマンスを格安で手に入れることが出来ました。(^^)v

これが、車高を落とす前の写真。ノーマルビートル特有の見事な前上がりスタイルですよね。

フロントの車高をスピンドルで落とす場合、純正のタイヤサイズだとフェンダーにタイヤがあたってしまう可能性がありますので、前輪の径を小さくする必要があります。前のカルマンでは空冷ワーゲンローダウンのセオリーどおり、145R15(!)なんていうシトロエン2CV用の細いタイヤを使っていました。これが、雨の日などは心細く、一度、急ハンドルを切ったのにぜんぜんグリップせず、ハンドルを回しているにもかかわらず、車は直進するという怖い思いをしましたので、今回はプリウス用のタイヤ(165/65R15)を用いることにします。空冷ビートルにプリウスのタイヤ?と変に思うかもしれませんが、これが前述のシトロエン用タイヤとほぼ同径で、かつ、太さはノーマルタイヤと同じ、という、願ったりかなったりなタイヤなのです。まさに、トヨタ様々ですよね。(^^)

とりあえず、タイヤのみプリウスサイズにしてみました。タイヤとフェンダーの隙間が15cmくらいあってかっこ悪いですねぇ。この隙間分だけタイヤ径が小さくなったということです。
 
ロワードスピンドルとプリウスタイヤがそろったところで、取り付けですが、自分でやった、となればカッコいいのですが、へたれな僕はすべて作業はお馴染み「Garage INSIDE」に依頼。てきぱきと写真を撮る間もなく作業を進めてくれます。

スピンドルを交換して、タイヤをつけて、ジャッキを下げる。緊張の一瞬、みごと、私のビートルは地を這うスタイル(フロントのみ)に変貌したのでした。(^^)

この状態でタイヤとフロントフェンダーとの隙間は指一本。気になる最低地上高は最下点となるトーションバー下で9cm弱くりあでぎりぎり車検にも対応できそうです。普通に走っていれば下回りをすってしまうこともありません。

うむうむ、かっこいい!!かっこよすぎる!!!!
しかし、リアの車高を下げなかったため、極端な前のめりスタイルになってしまいました。次回はリアの車高もなんとかしないといけないですね〜。

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