「時計の修理(改造?)」
もともと動きがおかしかった黄コンブ時計。力技で修理(というか改造?)しました。


1302/03乗りのみなさーん、時計動いていますか???
マルサンって最高グレードだけあって時計が標準装備されているのですが、これって故障が多くありません?今までまともに動いているマルサン時計って見たことがありません。

かくいう私の黄コンブも動くのは長針と秒針のみで、短針はまったく動かずのストップウォッチ状態です。ちょいと力技ですが、修理(と言っていいのか?)を行いましたので報告します。

先ずはともあれ分解しましょう。

時計自体はダッシュパネルに埋め込まれているだけですので引っ張り出せばOK。
時計の裏のフタも留め金を曲げたら簡単に分解することができました。
いろいろ見ていくと矢印の歯車の軸が折れて動力が伝わらなくなっています。
だから、短針だけ回らないというおかしな動作をしていたのですね。
さて、ではどうやって直すか?ですが...

1.ねじ切れた歯車の軸に適当なプラスティック片を接着して再生。
2.部品取りの時計を入手して歯車を交換。
3.いっそ電池式の時計と中身を入れ替えてしまう。


が考えられます。
1と3は大変そうですし、純正時計の精度も?なので今回は簡単に3の手法を選択します。

写真はドナーの時計。100円ショップダイソーで400円出すのは勇気がいりますな(笑)
ダイソー時計をばらします。この時計のムーブメントって測ったかのようにマルサン時計にピッタリ収めることができるんですよ。
マルサン時計の文字盤を取り付けます。後で気付いたのですが、ここでオリジナルの針を使えば見た目オリジナルでいけたんですよね。
気付いたときには針、捨てちゃってました(悲)
枠に収めて、表面のガラスをつけて完成。
写真は後ろから見たところね。ご覧のとおり、測ったかのようにぴったり収まっています。



再びダッシュパネルに押し込んで、出来上がり。
精度も上々でまともに使える時計となりました。(^^)

しかし、今思えば電池式の時計の中身入れ替え、だなんて安易な方法を取らずに
ムーブメントは生きていたのですから、なんとか歯車の軸を再生し、
オリジナルを保てばよかったかな、とも思っています(反省)

その後、いろいろとしらべたところ、「プラリペア」という欠けたプラスティックを再生する
便利な樹脂があることを知りました。強度も普通のプラスティックよりも上がるそうです。
こんな方法もアリかもしれませんね。

「プラリペア」のサイトはコチラです。

尚、今回の時計の改造は青かぶさんのサイトを参考にさせていただきました。

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