〜 基本のキ、オイル交換を行いましょう 〜


BEAT関連のホームページも増えましたよね。お手軽モディファイから重整備までHow to関連の
ページも充実しています。国産車でこれだけ知識や経験の共有が行われている車ってのも珍しいですよね。
ただ、何故かオイル交換を詳しく紹介しているページがありません。
皆、ショップにやってもらっているのかな?それとも基本すぎてあたりまえ?
いくら工賃がタダとはいえ、オイル交換は車の健康状態を知る良い機会です。
愛車とのコミュニケーションの一つとしてトライしてみてはいかがでしょうか?



先ずはオイルを温め、抜けやすくするために近所を一周してきます。
そして、リアをジャッキアップ。
オイル交換だけならジャッキアップは不要かもしれませんが、フィルターも交換するのであれば、
上げておいたほうが良いでしょう。フロントの車止めをお忘れなく。



オイルパンにオイルドレンが付いています(矢印のトコね)。これをこれを17mmのレンチで緩めます。
後ほど締める時のためにどれくらいのトルクでねじが締められていたか覚えておきましょう。



コツとしてはねじを押しつけながら緩めていき、ねじの最後の一山のとき、引くようにしてねじを外すと
手をほとんど汚さずにドレンを抜くことができます。火傷しないように気をつけましょう。
火傷といえば、軍手などをつけて作業をしていると、熱いオイルが軍手に染み込んで大火傷になることも
ありますので、熱くても素手で行うことをお勧めします。



オイルパンの構造上、フロントをあげるとオイルの抜けがよくなります。



続いてオイルフィルターの交換。オイルパンの前方の矢印の箇所についています。
これをフィルターレンチで外して新品をつければOK。



オイルが抜けきったらオイルドレンのパッキンを新品に換えて取り付けます。
パッキンはアルミのワッシャーでも代用できそうですが、50円程度のものですので本物を使用しましょう。

ドレンはあまりに強く締めすぎるとオイルパンのねじ山をねじきってしまうことがあります。
強すぎるくらいなら弱い方がまだマシです。(オイル漏れ注意)





再度、オイルドレン、オイルフィルターが問題なく取り付けられていることを確認した後、オイルを入れます。
2.5Lほど入りますので、先ずは2Lくらい入れておいて、あとはレベルゲージの上限になるまで足していきましょう。

私は写真の
シェブロンという1Lあたり185円(!)の格安オイル(鉱物油、SLグレード、10W-40)を使用してます。
賛否両論あるかと思いますが、PL法の厳しいアメリカ製でSAE規格もパスしていますので、
私のような高回転を常用しない使いかたならコレで十分じゃないかな(ホントか?>俺)

シェブロンのオイルを安く手に入れるのであればyahooオークションで「シェブロン、オイル」と検索してみましょう。
シェブロンのホームページはこちら。
http://www.chevron.com/

やってみればオイル交換なんて簡単なものです。
自分でやればフラッシングも思いのままですしね。
是非、挑戦してみてください。

最後に廃油はキチンと処理しましょうね。

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