前にあるところは流石! |
▲年末のKC宝塚での表彰式で頂い た万華鏡を作ってみた。まだ余裕があ る20:00! |
はて、出発は??? |
▲始発を待つ夜を共にした仲間達。さ ぁ、始発に乗って帰るぞ! |
1月1日(金)〜5日(火)
新年は夜行バスの中で迎えた。この日、大雪の関係もあり乗車前から「東京到着の遅れ」が掲示されていた。
12時過ぎだろうか、高速道路で若干の渋滞だ。2車線が1車線となり、良く見ると道路に発煙筒が置かれている。その先では発煙筒を左右に振っている人が2人...。軽自動車2台が衝突している。「年始早々可哀相...」と思いきや、その先には裏返っているスカイラインGT−Rらしき車が...。年始そうそう悲劇だ。
2:00頃、パーキングで10分間の休憩時間となった。「携帯PHS11桁♪♪」の通りにPHSを自動変換した。何故か機能しなかったが、気にせず乗車した。この頃になると景色にも飽きてきたのでそろそろ寝ることにした。すると運転手が乗車人数を確認し、「OK!」という声を(FJKNは確かに)聞いた。ところがバスが動きはじめた瞬間、誰かがドアを叩いている。外を見ると"まだ乗車していない"人が居た...「おいおい!確認したんだろうが!」と思ったが声には出さなかった。やれやれ!
7:30に無事に到着!八王子辺りで渋滞に巻き込まれたが若干の遅れ程度で到着出来た。噂によると「暴走族の影響!」らしい。10:30の飛行機で北海道に向かえば良いのでかなりの余裕がある。楽しみの北海道!どうなることか?パウダースノーはあるのか?わくわくする。
北海道には昼過ぎに無事に到着。それ程は寒くない。千歳空港からニセコエクスプレスに乗り、らくらく移動だ。各座席にはTVが備え付けられており、以前観たMr.BEANを堪能した。ついつい2度も観てしまった。
スキー場の最寄りの駅は倶知安駅だ。駅前には"我"CO▲Pがあり、中々よろしいことだ。
北海道だけあり雪質は素晴らしい。新雪までとはいかないが、本州ではなかなか味わえない感触がある。歩くたびに「きゅ、きゅ、ぎゅ」と雪が鳴くのだ。綿あめを固めていく感じだ。
スノーボーダのレベルはと言うと、これがまた中々高い。初心者を探す方が難しい位だ。コース上でしゃがんでいるものもほとんど居ない。これは気持ちが良い。
16:00になると、とてもじゃないが滑れない。滑れないこともないが、「寒い!」のだ。寒いのは当たり前だが、グローブが凍ってしまった。これでは滑る気もなくなるってもんだ。しかし北海道は素晴らしい。
だって1、必至こいて滑ることも無いんだ。空いてるんだよ。
だって2、明日も明後日も"ゆっくり""たっぷり"滑れるんだもんね。「元をとろう!」なんて気にはならない。
だって3、"リフト待ち"が無いんだもんね。
2日目に"コース外"を滑りに山を徒歩で登った。360°が新雪だ。コースは自分次第だ。
が...、余りにもコースが無さ過ぎて「生還できないのでは?」と感じた。元の場所まで戻ることにした。危険なことは出来ないよ。
危険コースを脱すると、花園コースに辿り着いた。このコースがまた良いんだよね。もうスノーボーダにはもってこいだ。
・広いコース
・緩やかなコース
・新雪
これこそ私が求めていたコースだ。途中には急な(中級程度?)コースもあったのだが、"新雪"の為にそれ程斜面が怖くなかった。実際には結構な角度なのだが、新雪のお陰でスピードが殺されたのだろう。
たっぷりと北海道スノーボードツアーを楽しんだのだが、最終日に思わぬ事件に巻き込まれた。実はこの日は雪が降っていた。期間中、ほとんど毎日雪が降っているのでそれ程問題ではなさそうだが、"量"が違っていた。
スキー場からJRの駅までは全く問題無く到着した。ここからが問題で、JRから空港へいくのにダイアの乱れが生じたのだ。時間にして30分程度だろうか。この時点で私は危険を感じ取っていた。
・飛行機に乗れないと東京に帰れない。
・東京に帰れないと夜行バスに乗れない。
・夜行バスに乗れないと関西に帰れない。
はっきり言って危険だ。飛行機の離陸10分前に空港到着した。「まだ間に合う!」それを信じてダッシュした。皆走っている...。乗らなければ...その気持ちだけだ。走る!走る!
空港は静かだった。私の便だけでなく、ほとんどの便の離陸が遅れている。ANAの中には欠航も出ている状態だ。JALも怪しい状況で、時間だけが過ぎていく。離陸予定は20:30...。まだ時間的には余裕がある。間に合ってくれ!
結局、23:45に離陸らしい。飛ぶだけ良しとするか。夜行バスが23:00なのでもう無理だ。明日(1/6、通常は出勤日)もセンターが休みで良かった。やっぱり旅は余裕をもって組むに限る。危ない!危ない!
JALからドリンクサービスがあった。飲み物だけだが時間潰しにはなる。
5日の朝1:15...。無事に羽田に到着した。公共機関は既に終っている。「本日は空港を開放します。」とのことなので、空港内で寝ることとする。床に寝る者、椅子に座って寝る者、いろいろ居るが、私は3つの椅子に横たわって寝ることにした。僅かな贅沢だ。ゆったりと寝れそうだ。やれやれ、これも良い経験だ。
早朝、始発まで時間があったがぶらつくことにした。改札前で休んでいると人が集まってきた。行くところもないので自然に集まってきたのだろう。
始発の15分前になると改札前も活気溢れる状況となった。皆、血走っている。さ〜て、帰るぞ!
東京〜大阪には新幹線で帰ることにした。私は"寝ぼ助"なので"終点大阪"がベストなのだが、博多行きしかなかった。「危険!」と思いながらも乗り込んだ。
隣(窓側)の方が降りるらしい。ふとホームを見ると"新大阪"だった...。やっぱり「危険!」だった。
時計を見ると9:30頃だった。せっかく梅田にいるのでこのまま帰るのはもったいないよね。こういう時こそ"映画"を観ないとね。観たい映画と言えば「アルマゲドン」だ。
う〜ん、充実した正月休みだ。