■Many Legends of Gou Yuehua■
■郭躍華伝説01■FJKNおすすめ■
◆郭躍華の真髄◆
鍛えぬかれたからだ。
りりしく、精かんな風貌。
落ち着いた試合運び。
威力ある投げ上げサーブ。
台上から後陣までの幅広い、しかもパワフルなフォアハンドドライブ。
たくみな死角のない連続ショート。
ときおりみせる、イボ高ラバー面での裏カット。
回りこみの速さ。
未完成のものは、フォア、バックのロビング。
ないけれども不自由していないという感じのものは、低い打球点でのスマッシュ。
ひと言で言えば、"新しいドライブ主戦型"。
そして"強い卓球"。
21歳の中国の若手、郭躍華選手は世界選手権初出場でありながらバーミンガム大会でこのようなすばらしいプレイを披ろうし、"世界を代表する選手"の実力を十分示したのであった。
郭躍華選手の卓球で特に新しさを感じるのは、高い打球点でのドライブとショートの見事なコンネーションプレイである。ドライブによる力強いラリー戦もするし、必要とあらばショートマンかのようなプレイもする。いままでのドライブマンに例をみないタイプである。
■終わり■
◆第34回世界選手権大会(1977年 バーミンガム)◆参考資料:卓球レポート(1977年 8月号 P29〜P30から抜粋)◆