アルクへ

アルクの体のこと、聞いたときはね、
ウィノナ、とっても悲しくて、とっても怖かったの。
一杯泣いても、仕方ないことね?
でも、どうしても止められなかったの。

アルクはとても優しくて、弱い人。
とっても頼りになる先輩だけど、
それでもウィノナは、アルクはとても"モロイ"人だと思うのよ?

だからね、
ウィノナ、何度でも言うの。

アルクが怖くなったら、手をぎゅってするの。
アルクが泣きたくなったらね、
ウィノナ、全部はぎゅってできないけど、精一杯、抱きしめるの。
アルクが傍にいてほしいって言ったら、
アルクの傍に、絶対にいるの。
他の誰かが困ってても、
アルクが、ウィノナに傍にいてって言ってくれたら、
ちゃんとアルクの傍に、ウィノナはいるのよ?

アルクのことはね、大好きで、心配。
アルクが幸せで、にこにこならね、
ウィノナも一緒に幸せなの。
だからね、これから一杯の幸せを見つけていきたいの。
たくさんの幸せを、一緒に持てたらね、
それはステキなことだと思うのよ?

だからねアルク。
いつでも、ちゃんと思い出してね?
ウィノナ、まだまだお勉強しなくちゃいけないこと、
沢山だけどね。
呼んでくれたら、傍にいくの。
呼んでくれなくても、隣にいるの♪
それでね、たくさんのお話をしてね、
たくさんのにこにこを、アルクと一緒に作るの♪