焼岳付近の地震(2018/11)

(2018/11/30 更新)



図1:Hi-net自動震源の2018年10月1日から11月30日08:00(日本標準時)までの震源データです。 Mすべて、深さ0kmから20kmまで。茶色線は県境で、こげ茶▲マークは、火山の位置。 今回の活動は、焼岳のすぐ西側で起きているようです。 焼岳の東側に決まっている□マークの震源は、 地震が二連発した二つ目の地震で、震源位置が誤って決まったものではないかと思われます。


図2:図1の枠内の震源の時空間変化図です。上側が、北東。 最初に震源が決まった地震は、パラメータを示した23日18時42分の地震です。 その後、北東側、南西側へ拡大しましたが、北東側は収まってきたようです。


図3:図1の枠内の震源のマグニチュードの時間分布図です。 これまでで最大の地震は、M3.2のようです。


図4:図1の枠内の震源の時間ごとの震源数の変化図です。 徐々に収まってきているようです。


図5:図1の枠内の震源の断面図です。右側が北東です。 ほとんど深さ5kmより浅いところで起きているようです。


図6:気象庁一元化震源データの震源分布図です。期間は1997年1月1日から今年11月18日まで。 茶色戦は県境、こげ茶▲マークは、火山の位置。


図7:図6の枠内の震源の時空間分布図です。 付近での過去の活動では、2002年11月と2011年3月11日の3-11地震(14;46)直後の活動がありました。


図8:図6の枠内の震源の時空間分布図です。上側が北です。


図9:気象庁一元化震源データの低周波地震の震源分布2017年から今年11月18日まで。 低周波地震の震源は、北西にやや広く分布しているようです。



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