北海道胆振東部地震(2018/9/6 M6.7)

(2018/10/08 更新、図6,7a,bは10/18更新)



図1:Hi-net自動震源の2018年9月6日から9月30日20:00(日本標準時)までの震源データです。 Mすべて、深さ0kmから60kmまで。 30日17時54分のM5.3(JMA5.0)は余震域の南のところで起きました。


図2:図1の枠内の震源の深さの時間変化図です。 本震のMは、気象庁は6.7ですが、Hi-netの自動震源は6.6です。


図3:図1の枠内の震源のマグニチュードの時間分布図です。 時間と共に小さな地震の震源が決まっているのが分かりますが、 昼間の時間は少なくなっています。 本震後は、停電により一部の観測点で欠測になっている影響が出てるも知れません。


図4:図1の枠内の震源の断面図です。右側が東です。 震源断層は30kmより深い部分ですが、その上方延長で地震が活発化しているので注意が必要と思われます。


図5:図1の枠内の震源の時空間分布図です。上側が東です。


図6:Hi-net自動震源データの震源分布図です。期間は9月6日から10月18日22時まで。 18日21:12のM4.1(気象庁M4.1)地震は南北分布の北端で起きました(パラメータを右に示した震源)。 切り出す直線を南北方向にしました。


図7a:図6の枠内の震源の時空間分布図です。上側が北です。


図7b図6の枠内の震源のマグニチュード時間図です。縦軸がマグニチュード。


図8a:Hi-net自動震源の2018年9月6日から9月18日07:00(日本標準時)までと 昨年7月から8月までの震源データです。 昨年の震源は青色(最大M5.3、気象庁M5.1)、9月6日以降の震源は赤色で示しています。


図8b:図8aの枠内震源の断面図です。上側が東です。 別の面のように見えますが、図9のように切ると同じ面にも見えます。


図9a:Hi-net自動震源の2018年9月6日から9月18日07:00(日本標準時)までと 昨年7月から8月までの震源データです。 昨年の震源は青色(最大M5.3、気象庁M5.1)、9月6日以降の震源は赤色で示しています。


図9b:図8aの枠内震源の断面図です。上側が東です。 この方向で断面を見ると同じ面にのっているようにも見えます。


図10:防災科技研によるCMT解です。 圧縮軸が、NNE-SSWの逆断層で、鉛直に近い面が震源断層を思われます。


図11:気象庁一元化震源の2018年9月6日から9月9日24:00(日本標準時)までの震源データです。 Mすべて、深さ0kmから60kmまで。茶色線、薄青色線は地表活断層線の確実度1,確実度2のものを示します。 緑色線は過去の大地震の震源域です。


図12:図11の枠内の震源の深さの時間変化図です。 昨夜から震源が浅い地震が起きていましたが、今は30kmより深いところで波を打つように変化しています。 また、浅い震源が増えているので気になります。


図13:図11の枠内の震源の時空間分布図です。上側が東です。


図14:図11の枠内の震源のマグニチュードの時間分布図です。 時間と共に小さな地震の震源が決まっているのが分かります。


図15:図11の枠内の震源の断面図です。右側が東です。



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