イタリア中部(2017/01/18)M5.7&5.6

(2017/1/19 更新)


図1:イタリア国立地球物理・火山研究所の震源データによる1981年以降の震源分布です。 1981年から2016年までの震源が緑色で、2017年1月1日以降の震源が赤色です。M2.5以上、深さ40kmまで。 米国地質調査所(USGS)のデータでは、10時14分の地震がM5.7、10時25分がM5.6です (世界標準時)。


図2:図1と同じでM5以上。 黄色線で囲った地域は、過去の地震の余震域(去年10月の地震の余震域はまだ)。 今回の地震が2009年M6.3と2016年8月24日M6.2の間の場所で起きている。 今回も群発的な活動のようで、しばらく警戒が必要と思われます。


図3:去年10月26日の地震のときの資料。
イタリア国立地球物理・火山研究所の震源データによるイタリア中部を拡大した震央分布図です。 赤色マークの震源は、10月26日から27日(世界標準時)でM3以上、深さ40km以浅。 緑色で囲った地域は、過去の地震の余震域。 10月26日に起きたM5.4(USGSではM5.5)、M5.9(USGSではM6.1)は、 1997年の地震と今年8月の地震の間のところで起きた。 茶色線は、イタリア国立地球物理・火山研究所による地表活断層線。





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