鳥取県中部(2016/10/21)M6.6

(2016/10/22 更新)


図1:Hi-net自動震源データです。気象庁ではM6.6ですが、Hi-net自動震源ではM6.1になっています。 今年9月25日から10月21日20時00分(日本標準時)までMすべて、深さ30kmまで。
茶色線は確実度1と2の地表活断層線、薄緑線は確実度3の地表活断層線(新編「日本の活断層」より)。


図2:図1の枠内の震源のマグニチュード時間図です。 活動は、9月にも起きていました。


図3:図1の枠内の震源の時空間図です。上が北側です。


図4:今年10月21日00時から10月22日08時30分(日本標準時)までMすべて、深さ30kmまでHi-net自動震源データ。


図5:図4の枠内の震源の時空間図です。上が北側です。 前震は、本震の震源付近で起きています。 本震発生直後は、余震域の両側だけに余震が起きているように見えます。 しかし、図6を見ると本震直後は検知能力が落ちてM3程度以上しか決まっていないので、 おおつぶの余震が両端付近で起きていた、とは言えるでしょう。 微小な余震は、この図で抜けているところにも起きていたかも知れません。


図6:図4の枠内の震源のマグニチュード時間図です。


図7:今年10月21日00時から10月22日08時30分(日本標準時)までMすべて、深さ30kmまでHi-net自動震源データ。 震源断層に直交する方向でも見てみます。


図8:図7の枠内の震源の時空間図です。上が東側です。


図9:2000年10月06日鳥取県西部地震M7.3のときの震源分布です。気象庁震源データ。 少し西に離れたところでM5.6の最大余震が8日に起きました。 震源断層に直交する方向で時系列を図10に示します。


図10:図9の枠内の震源の時空間図です。上が北東側です。


図11:1923年1月1日から今年10月21日(日本標準時)までM5以上、深さ30kmまで。 1923年から2015年までは気象庁震源で、2016年はHi-net自動震源データ(本震のMが6.1になっています)。 海岸線に沿った方向で、時系列を図12に示します。


図12:図11の枠内の震源の時空間図です。上が東側です。


図13:1983年10月31日倉吉付近の地震M6.2の分布(気象庁震源、黒色)と今回の活動(Hi-net自動震源、赤色)です。


図14:1983年10月31日倉吉付近の地震M6.2の本震・余震分布


図15:図13枠内の震源のマグニチュード時間図。


図16:1943年鳥取地震の3月の活動(黒色)と9月以降の活動(赤色)。



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