ペルー東部の深発地震M7.6(2015/11/25)

(2015/11/26更新)


図1:パラメータを示した先が今回の地震の震央です(上の二つ)。ブラジルとの国境付近です。 11月24日22時45分(世界標準時、日本時間では25日07時45分)に深さ601kmで発生しました。 その5分後に同じM7.6が深さ612kmで少し北側で発生しました。 用いた震源データは、1964年以降で震源の深さ700kmまで、M4以上。震源データは、米国地質調査所によります。 ナスカ海嶺の走向で切り出しました。 南東に離れた所のM8.2は深発地震の珍しい巨大地震で1994年に起きました。


図2:図1の切り出した地域の震源の直線ABへの断面図です。 この地域では震源の深さ500kmから650kmあたりに孤立的に深発地震が起きています。 パラメータを示した先の震源が、先に起き、その右側の大きな○が5分後に起きた震源。


図3:図1の切り出した地域の震源の時間*マグニチュードの図。 この地域では初めてのM7を超えた深発地震だったようです。


図4:図1の切り出した地域の震源の直線ABへの時空間図。


図5:図1の切り出した地域の震源の深さ*時間の図。 中間の深さの震源がほとんど無い地域です。



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