メキシコ・ギャレロ地震M7.2(2014/4/18)

(2014/4/22更新)


図1:今回のM7.2の本震・余震と過去の震源域の分布。 ギャレロ地震空白域は、1979年M7.6と1985年M8.1の震源域の東を西端とし、 東は、1989年M7.1の西隣に1962年に起きた地震の西端までとされています。 1962年の地震の震源域は余震分布が不明なので震源域を示していません。 また、1989年M7.1地震は、震源が決められている余震が極めて少ないので 震源域は任意性があります。ちなみに今回のM7.2地震も余震が余り報告されていません。


図2:時刻は、すべて世界標準時で米国地質調査所によります。1964年以降のM7以上。 震源域付近の震度は、改正メルカリ震度階級の震度VIIと推定されています。


図3:図2の震源分布の中の枠内の震源の時系列図です。


図4:図2の震源分布の中の枠内の震源の時間累積回数図です。 このプレート境界は、1997年から静穏だったのが、2012年から活発化したように見えます。


図5:ココスプレートと北米プレートの間で過去に起きた地震の震源域の分布(Kostglodov & Pacheco (1999))。 今回の震源域は、ギャレロ・ギャップとされている場所の中で起きたようです。





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