フィリピン・ボホール島のM7.1地震(2013/10/15)

(2013/10/15更新)


図1:データは米国地質調査所で、時刻はすべて世界標準時。 1970年から2013年9月24日23時までの深さ60kmより浅い地震の震央分布。M4以上。 今回の地震は、×印のところで起きました。米国地質調査所ではMw7.1となっているようです。


図2:データは米国地質調査所で、時刻はすべて世界標準時。 1970年から2013年9月24日23時までの深さ60kmより浅い地震の震央分布。M6以上。 今回の地震は、×印のところで起きました。


図3:本震、余震分布。2013年本震から2013年10月15日19時までの深さ60kmより浅い地震の震央分布。(これだけ日本時間)。 余震の分布が島の北西岸に沿っているように見えます。 図4のメカニズム解と併せて考えると、震源断層は、北東ー南西走向の逆断層(圧縮軸の方向がNW−SE)と思われます。


図4:米国地質調査所によるCMT解から求められたメカニズム課。


図5:フィリピン火山地震研究所による本震、余震分布。2013年本震から2013年10月15日23時まで(時刻は現地時間で、日本時間−1時間)。 本震の位置は、決まりが良くないようで余震分布からはずれていますが、本当は余震の分布の中になるはずです。 図3と同じように島の北西岸に沿っているように見えます。



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