Seis-PCに関する FAQ


火山の位置を表示する
地図上にマークを表示する
日本付近の海溝を表示する
UNIXファイルをWindowsファイルへ変換する
EpiMAPの画面で[Figures]が反応しない
画面を「png」形式で保存する
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火山の位置を表示する
 火山の位置を描画するには、二つの方法があります。
 まず、一つは「Map parameter」メニューの「Aditional」画面にある「Volcano」の窓にチェックを入れる方法です。
これで火山の位置を地図に表示されますが、デフォルトでは、赤色△の塗りつぶした表示になります。 使われるファイルは、日本地図の場合は「jpnvolc.csv」で「map」フォルダーの中に置いておく必要があります。世界地図の場合は「wldvolc.csv」です。 このファイルが無ければ窓は閉じられたままです。
「jpnvolc.csv」のフォーマットは、1レコードを示すと下記の例のように、(緯度,経度,標高,日本名,英語名,ランクの6パラメータ)
44.13333333,145.1613889,1562,知床硫黄山,Shiretoko-Iozan,B
です。こういうレコードが連続しています。終わりはファイル終了です。
 世界地図を使う場合は、「wldvolc.csv」を使います。「wldvolc.csv」のフォーマットは、1レコードに4パラメータです(数値3つ、文字1つ)で、下記のMark機能を使う場合と同じです。
50.1667, 6.8500, 600, West\Eifel\Volc
 これらの場合は、マークの大きさは変えられませんが、色は
Option -> Color -> Each Color のところで変更出来ます。
これらの場合は、震源分布図で断面図を切り出すと、その枠内の火山も一緒に表示されます。

 もう一つの方法は、「tool」で「Add User Marks」を選んで、ここでCSVファイルを指定する方法です。 このMark機能で用いるCSVファイルは、1レコードに4パラメータです(数値3つ、文字1つ)。
33.28666, 131.4297, 3000, text
こちらもこういうレコードが連続していれば、すべて描画されます。 この場合は、地図上に付記されるだけで、震源分布図で断面図を切り出ししても、火山マークは断面図には表示されません。

地図上にマークを表示する
 「tool」で「Add User Marks」を選んで、ここでデータの入ったCSVファイルを指定する方法です。 このMark機能で用いるCSVファイルは、1レコードに4パラメータです(数値3つ、文字1つ)。
33.28666, 131.4297, 3000, text
こういうレコードが連続していれば、すべて描画されます。 このマーク表示は、地図上に付記されるだけで、震源分布図で断面図を切り出ししても、 その中にあるマークは断面図には表示されません。

日本付近の海溝を表示する
 自分のパソコンのmapフォルダーに「vtrench.map」をコピーします。
するとSeis-PC実行時に
Parameter->mapでMap parameter メニューの「Additional」で
Plate Boundary の Around Japan のボックスがクリック出来るようになります。
これで海溝軸が描けます。
線の色は、
Option -> Color -> Each Color のところで変更出来ます。
データの出典は、下記です。
中澤博志・石川有三,1991,ディジタイザーを使った地図逆変換プログラム−海溝軸等のディジタル化への応用−,第2回情報地質学会講演予稿集,28.

UNIXファイルをWindowsファイルへ変換する
 UNIX2DOS.exeは、もともとWindowsの16bitOSで動くユーティリティなのですが、Windows7の32bitOSだと動いていました。 しかし、64bitOSだとダメです。Windows10でも32bitOSだとNTVDMをインストールすると使えるようになります。 Windows7の64bitOSでもWindows8、10でも「WZ Editor 7」又は「WZ Editor 9」というソフト(WZ Software社製)は、 unixファイルを読み込んで、改行コードをWindows形式に変換する事が出来ます。 32bitOS版も64bitOS版もあります。「ファイル」->「プロパティ」->「改行コード」で「CR+LF」を選べばWindowsファイルになります。

EpiMAP(SEIS-PC Ver.1.3.88) の画面で[Figures]だけが文字が死んでいて、クリックしても反応しない。
 「Select Area」で地域を切り出していますか?地図の中で地域を切り出さないと「Figures」は使えるようになりません。 切り出していないなら「Figure」のところは、可能になりません。とりあえず、 「Select Area」->「Whole」で全域を選んでみて、「Figures」が使えるようになるか試してみて下さい。

画面を「png」形式で保存する。
 Seis-PCのデフォルトでは、表示画面を「bmp」か「jpg」形式で保存出来ますが、 「bmp」はきれいに保存出来ますが、ファイルサイズが大きいので、余りお勧めできません。 一方「jpg」は、ファイルサイズはそれほど大きくなりませんが、画像がにじんだようになり、きれいではありません。 そこで「png」形式で画面を保存すれば、画像がきれいな上、ファイルサイズも大きくないのでお勧めです。 ただ、下記のようにライブラリTransG32.DLLが必要になります。
Windows10 Home64bitのPCでは、「C:\Windows\SysWOW64」の中に置いて下さい。
Windwos7 64BitのPCでも、「C:\Windows\SysWOW64」の中に置いて下さい。
Windwos10 32BitのPCでは、「C:\Windows\System32」の中に置いて下さい。
ライブラリ「TransG32.dll」は、明熊工房
http://www.akikuma.net/download.html
からダウンロードできます。

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