熱帯魚図鑑

ブラックファントムテトラ
小さな体に対して、黒みがかった背びれが大きくなり、オス同士でフィンスプレッティングをするのが印象的な南米原産の熱帯魚。一見地味だが水草水槽に非常に映える。10匹程度をほかの魚と混泳させると優雅に見える。




カージナルテトラ
ネオンテトラと並ぶ代表的な熱帯魚。南米原産。蛍光塗料のようなブルーとその下の赤のコントラストが見事。経験的にネオンテトラは頭を上にして少し苦しそうに泳ぐが、この種はそのようなこともなく水槽内で群れて非常に壮観。60センチ水槽に30匹程度入れると群泳が楽しめる。年をとってくると赤が抜けやすくなる傾向あり。
グリーンネオンテトラ
小型種のカラシン。南米原産。カージナルテトラの赤い部分が無いというか限りなく薄くなった感じ。涼しげな印象があり、そのような水草風景に合わせると実力をいかんなく発揮してくれる。でも、うちの子たちはあまり群れてくれないのでもう少し童話のスイミーのように泳いでくれると最高なんですが・・・。


コンゴテトラ
アフリカ河川産のカラシン。10センチくらいになる。オスの背びれ・尻びれが伸長するのが特徴。また、オスのうろこのメタリックな感じもベター。この魚はオスメスとも体のわりに黒目が大きい感じがして漫画の魚チックな雰囲気がある。大変丈夫で小型種との混泳も問題ないことから、小型カラシンが多数泳ぐ水草水槽に1ペア入れると主みたいな風貌になる。
エンペラーテトラ
今のところ地味な魚ですが、成熟してくると紫がかってきてまた尾びれが伸長し見事な魚体になるといいます。写真でしかまだ見たことがありませんので感想とかは今のところありません。半年後が楽しみな魚です。目の周りは神秘的なブルーです。余り群れません。一匹ずつバラけて泳ぐようです。縄張り意識が強いのかな?
プリステラ
背びれが阪神タイガースしている。とてもかわいい魚です。また性格もおとなしく、さわやかな魚体です。ですが、これと言って事件のない、おとなしい子たちです。水草水槽に群れているとそれなりにシックな感じです。もう少し自己主張でもあれば飼っている側からするとBETTERなんでしょうが・・・。コメントも書きづらいのがわかるでしょ?
ペルヴィカクロミス・プルケール
アフリカ原産のシクリッド。ショップでは300円程度の安価な魚だが、飼い込んでいくと背びれが伸長し、スペード型の尾びれを持つ大変きれいな魚へと成長する。写真はオス。メスは尾びれは小さく地味なものの、オスよりも背びれは濃い色になり、お腹のあたりが赤く染まりこれまた美しい。またつがいで子育てを行うなど、飼っていて大変楽しい魚である。今後もこの魚を大事に育てていきたいと思う今日この頃です。
オトシンクルス
水槽に発生する茶ゴケをせっせと食べてくれるスイーパーです。葉っぱの上にひょこっと乗っかっているのが愛らしい子です。こんななりをしていますが、結構体はざらざらしていてウロコばっています。口は平らな吸盤のようになっていて、常にわじわじやっています。その時に藻を削り取っているのでしょうが、削り取られた瞬間は見たことがありません。日々少々といった感じです。


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編集:Moto.