ARTの部屋 de ひとりごと

ぼくにとって絵をえがくということ(水彩画のススメ)
 こんばんわ。
 みなさん、見に来ていただいて本当にありがとう。思い立って半年間実現しなかったホームページを2008年4月24日にアップすることができてから、早いことでひと月が過ぎています。僕は生来不精で、なかなかこの手の思い付きが実際のものになることがなかったのですが、これまで描いた絵なんかを楽しみにしてくれたみなさんのおかげで、何とかここまで来ることができました。そして、早いことで500ヒットまであとわずかというところになりました。

 まあ僕の思い込みの部分もありますが、『絵、楽しみにしてます』といってくれた皆さんのお陰でこのホームページは生まれました。本当に感謝してます。ありがとう。

 ところで、『ARTの部屋でひとり言』なので、どんどん一人ごちるつもりですが、
まず僕が絵を描き始めたきっかけについて。

 僕は絵が嫌いでした。少なくとも小学校高学年から中学卒業までは・・・。きっかけは小学校で絵の具で静物画を描く授業があり、そうそう何でかしらんが、ネギとか描くやつです。そこで僕が余白を手についた絵の具でしょっちゅう汚すため、美術の先生(担任でもあった)にダメダシまくられてからでしょうか。そして中学時代は反抗期でもあり、大半の男子生徒が美術嫌いであるように、僕もそうでした。美術は毎週同じ日に2コマつなぎで授業があったように記憶してますが、最初の15分でミッションを無理やり仕上げ、あとは遊んでいたように思います。ひどい時には、幾何学模様のデザインをやったとき、画用紙に線をたてに2本引き、赤と青をぬって、フランス国旗!!と先生に提出し終わり!ということもありました。漫画や挿絵を描くのは嫌いではないものの、とにかく美術という他人に評価される勉強が嫌いでした。高校はそんなのもあって美術とはまったく接点なく、書道を選択し、色紙に『 猛 虎 !!』 とか書いてあそんでました。まあ高校の書道はおのれの思うがままでよいという方針だったので、それなりに面白かったですが・・・。

 それがなぜ、こんなことになってきたのかというと、就職して10数年サラリーマンやってますと、お金を出せば基本的に色々なサービスが受けれるようになりますよね。そこに自分の創造性や創意工夫なんかはなく、ただ飲んで笑ってと。。。。翌朝は会社で前の日どんだけ飲んだかの自慢話から始まる毎日。。。
 そんなのに疲れた時期がありまして、また10数年サービスを受けるというインプット主体の生活が続いたせいか、なんとなく自分で無(ゼロ)からアウトプットしたいという欲求があったというか、そんなこんなでふらりと画材屋で透明水彩セットを買ったのが始まりです。

 最初はのんびり描くだけでよかったものが、観て貰いたくなるのにはそんなに時間はかかりませんでした。
また、自分が描くようになると他の作品を見たいと思うようになり、美術館などが自分にとって身近なものになりました。

 また、絵を描いていると日々の何気ない風景を切り取ろうとする自分が生まれることに気付きます。この感じいいと思った瞬間、絵になるなあと思って感心する自分がいます。これも面白い経験です。

 
 


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編集:Moto.