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 去る2005年4月17日、目黒の日本Gゲージクラブ常設運転場にて臨時の運転会が開催されました。関東地方のNHKで夕方から放送されている『首都圏ネットワーク』という番組で、『屋上で遊ぶ』という特集が組まれるそうで、集合住宅の屋上にあるGゲージクラブ常設運転場も取材対象になり、取材用の運転会が急遽開かれることになったのです。いわば『ヤラセ運転会』ですね(笑) この前の週にクラブの定例運転会があったんですけどね〜(^^;

 定例運転会に諸般の事情(笑)で参加できなかったのですが、こちらには行ってまいりました。

 尚、取材風景は割愛してありますので、クラブメンバーのとしさんの写真レポートをご覧下さい(放送は終了しました)。

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 取材を受けるとあって事前の準備にも力が入ります、などと書くと盛り上がりますか(笑)

 見ての通り、単に機関車を線路に乗せているところです(^^; アキュクラフト製品の機関車は、正確なプロポーションのナローゲージ模型で線路幅に対して車体が大きく、また全金属製で重たいためか、線路に乗せるのは大変そうです。


 常設運転場には普段はストラクチャーは置かれていないのですが、今回の取材のために会員の松本さんのご厚意により、松本さん所有のストラクチャーが持ち込まれました。やはり建物があるのはいいものですね。

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 御本人は今回欠席でしたが、雨宮21さん自作の機関庫も運転場内に置かれました。繋がる線路がないのがちょっと残念ですね。


 当日走った動力車の紹介です。抜けがあるかもしれませんがご勘弁。

 参加メンバーが固まってくると、そうそう新車は登場しないですね。運転会映えする車輌というのもありますし。機関車の種類を問わず、そのほとんどがサウンド付きというのにはちょっと驚きです。

 取材レポーターが喋るシーンの撮影で、静かに走る車輌を求められたのに苦笑しました。

 これはLGB製品のF7ディーゼル機関車のA-Bユニット。

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 USAトレインズ製品のGP-9。フェニックス製のサウンドシステム搭載で、辺りを圧倒する轟音を鳴らして走ります。牽引力もありますね〜。


 バーリン・ロコモティブ・ワークス製品のRGS鉄道のグースNo.6。相変わらず積荷がいい味を出しています。

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 バックマン製品の小型モーガル。フェニックスサウンド搭載で、サウンドシステムと機関車のお値段の差を考えると、自走するサウンドシステムと考える方がいいのかもしれません(笑)


 バックマン製品のアウトサイドフレームのコンソリデーション。これに搭載されているサウンドシステムの音色は、ちょっと日本型の蒸気機関車のようで好感度が高いです。

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 LGB製品のハルツ狭軌鉄道99-6001Cタンク機。当日運転された数少ない非サウンド搭載車輌です。ちょっと欲しくなる可愛らしさ。そのせいか所有者多数(笑)


 LGB製品のリューゲン軽便鉄道53MhDタンク機。これも可愛いですね〜。

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 LGB製品のドイツ型マレー。豪華に重連です。このサイドタンクが緑色の製品は既に絶版(色違いのものはあります)ですが、人気があるらしく、お店には未だにこの製品に対する問い合わせがあるのだそうです。


 ドイツナローとアメリカンナローの夢の競演(笑) 模型ならではですね。

 アキュクラフト製品のK-27は小さい写真ではもったいないほどの出来の良さ。従える貨車も同メーカーの製品で、ちゃんとスケールが揃っています。機関車と最後尾のカブースは金属製ですが、貨車はプラ製で、意外と安価です。

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 バックマン製品のハイスラーです。2機のピストンをV字型に組み合わせてドライブシャフトを回し台車を駆動するという、シェイやクライマックスと並ぶギヤードロコ三羽烏の一つです。モデルは先行する2種に比べて繊細度が上がっていますね。


 メカニカルな機構が車体の中に入り込んでいるので、走行中には動きの面白さが分かりにくいハイスラーですが、この製品ではドライブシャフトのある部分のフレームを大きめに中抜きし、ボイラー横のランニングボードの幅を、フレームの中抜きのあたりで狭くすることで、斜め上からドライブシャフトの動きが見えるようにしています。

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 貨車の積荷になっちゃってますが(^^; LGB製品の、ドイツAGE製凸電。カラーバリエーションが沢山ある製品ですね。

 クラブ会員のとしさん所有のこの機関車には、ご本人の工作によりカメラが仕込まれていて、電車でGO!な風景を見る事が出来ます。


 LGB製品の、スイス・レーティッシュ鉄道のGe4/4 II。進行方向によってパンタグラフが自動的に上下するという優れものの製品です。サウンド搭載済みの製品で、とあるイベントでこの機関車がサウンドを流しながら走っているのを見た人が、『こういう音を出すモーターと動力装置を使っている模型』だと勘違いしたらしいです(^^;

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 これは私所有の、LGB製品のレーティッシュ鉄道Ge2/4。進行方向に対して後ろのパンタグラフを上げているのが正しいので、これは推進運転中ということで(笑)

 これにもLGBのサウンドシステムを積んであります。やはり出来の悪い動力装置を組み込んだ模型のような音がします(^^; 実際のLGBの動力装置は大変音の静かな、良い出来のものなんですけどね。

 気に入っていろんな運転会で走らせているのに大したメンテナンスをしていなかったせいで、軸受けのあたりから油切れな音がしてきました(^^;


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 あ、これも持って来てたんだった。線路際のアクセサリー風に置いていたら、いつの間にか走っていました(笑)


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