『マギンティ夫人は死んだ』を読む

第２２期第三回講座　『マギンティ夫人は死んだ』を読む(2023.3.25)

本書を読んだ後（読みながら？）、可能ならば考えてきてほしいこと

この作品の評価を★の数（１～５）で答えてください。
この作品が他の作品と違っている点、特異な点を挙げてください。
トリックやミスディレクション、プロットの出来はどうでしょうか？
犯人の人物像や動機の説得力は？
容疑者ベントリイの人物像については、どう思いますか？　その他のキャラクターについての感想は？
ポアロが殺されそうになった他の作品は？

　書誌的情報

原書“Mrs. McGinty’s Dead”は、英国では1952年3月にCollins社から出版。米国ではChicago Tribune Sunday Editionsに1951年の10月から12月にかけて”Blood Will Tell”という題で掲載された後、英国と同じ題名で1952年2月にDodd, Mead社より出版された。
翻訳書は以下の通り（児童物は除く）。
- 『マギンティ夫人は死んだ』(田村隆一訳、早川ポケット・ミステリ、1958）
- 『マギンティ夫人は死んだ』(田村隆一訳、早川ミステリ文庫、1982）
- 『マギンティ夫人は死んだ』(田村隆一訳、早川クリスティー文庫、2003）
映像作品は以下の通り(http://www.deliciousdeath.cexj.htmlより）。
- 映画「最も卑劣な殺人」（”Murder Most Foul”）
  　　　　公開：（英国：1964年、日本：未公開、ただしDVDあり「最も卑劣な殺人」）
  　　　　監督：ジョージ・ポロック　脚本：デービッック・セドン
  　　　　出演：マーガレ（ミス・マープル）、チャールズ・ティングウェル
  　　　　　　　 (クラドック警部)、ロン・ムーディ、メグズ・ジェンキンズ、ラルフ・マイケル
  　　　　　　　アンドリュー・クルックシャンク、ジェームズ・ボーラム、
  　　　　　　　ストリンガー・デイヴィス、フランセスカ・アニス、アリスン・シーボーム
- TV「マギンティ夫人は死んだ」　Agatha Christie's POIROT XI
  　　　　放送：（英ITV：2009年9月14日　日NHK：2010年9月13日）
  　　　　監督：アシュレイ・ピアース　脚本：ニック・ディア
  　　　　出演：デビッド・スーシェ(ポワロ)、ゾーイ・ワナメイカー(オリヴァ夫人)、
  　　　　　　　ジョー・アブソロム(ベントリー)、ルース・ジェメル(スイーティマン)、
  　　　　　　　ラケル・キャシディ(モーリン・サマーヘイズ)、
  　　　　　　　リチャード・ディレイン(ジョニー・サマーヘイズ)、
  　　　　　　　リチャード・ホープ(スペンス警視)、
  　　　　　　　リチャード・リンターン(ガイ・カーペンター)、
  　　　　　　　メアリー・ストックリー(イヴ・カーペンター)
- TV「マギンティ夫人は死んだ」　Les Petits Meurtres d'Agatha Christie
  　　　放送：(France2：2015/9/11）
  　　　演出：エリック・ウォレット　脚本：Thierry Debroux
  　　　出演：サミュエル・ラバルト、ブランディーヌ・ベラヴォア、Elodie Frenck
これまでの資料はhttp://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/seibushiryou.htmで参照できます。
質問やメルマガへの参加はwhtushin@gmail.comまでご連絡ください。

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