11月16日(日) 

伊勢元酒店「日本酒を愛でる会」

南部美人づくしにお邪魔した。

恒例のジャンケン大会でゲット。
右から「大吟醸初ばしり」「純米吟醸生」・・それと空き瓶の「仕込み水」(^^;


30名位の会だったが、五代目蔵元 久慈 浩介氏

の熱血漢ぶりに会場は熱燗。素晴らしい熱意です。

会は18時から21時まででしたが、久慈さんはこの日の為だけに上京。

仕込みも忙しい中、1時間半程しか居られなかったが、その時間内容は濃かった。

蔵の酒の説明に魂を感じる!本物嗜好!真の酒造り!という言葉に聞こえる。

仕込み水は濾過をしてない、折爪馬仙峡の伏流水(中硬水)・・美味いです。

平均精米度54.5%。高精米です。炭素濾過も一切してない。

醸造アルコールから米アルコールへの掲示。

醸造アルコールには悪いイメージの方が強い。もちろん酒造りの上での素晴らしい先駆者達の

知恵でもあるが、そうでなく・・違う方向で使用する蔵も多い(乱歩の意見)

ただ久慈さんの話では、巧く使い、更に醸造という何を使用してるかわからないのではなく

明確に掲示し、米で造った純粋アルコールでいくと。ようは商品を明確に信頼ある酒に。

米不足で皆心配だったが、小振りで淡白が多いが大丈夫と。

”不作の年に、不造なし”むしろ、この様な年だからこそ蔵の真価が問われると。

南部美人は自信持って勧めますと。力強く宣言してました。

乱歩より一つ下だが頼もしい31歳。。。

さて、今宵の南部美人のお気に入りは・・。

「特別純米」冷やでもいけるが、燗にした時の逞しい芳香&旨み。落ち着くなぁ〜。

「純米吟醸生詰ひやおろし」これは良いです。バランス良くのってます。冷酒でのスベリ

冷やでの香りの立ち具合。いいですねぇ〜。

「愛山仕込み純米吟醸」冷酒でも旨みが舌の上で広がり、香りがキレる。変に残りません。

「全麹木桶仕込み”桶の民”」ポンカンの様な香りを感じた。

本来この手のものは好きではないが、何か面白かった。

久慈さんは途中抜けてしまったが、とても楽しく勉強になりやしたよ。

新幹線では少しは体を休めたのだろうか?お疲れ様でした。

それと相変わらず旨い、伊勢元店主の奥さんのおにぎり、さらに暮れの恒例のイクラが

さらに酒を美味しくしてくれましたとさ。ご夫婦に感謝。