半径約390mmになったLGBの曲線線路。お座敷運転の可能性が広がるのは確かですが、やはり当初の目論見通り、畳一枚サイズの固定レイアウトに持っていきたいところです。そこでとにかく線路をベースボードに固定するところから始めることにしました。
用意したのは畳サイズの9mm厚MDF板。MDFは、木材チップから繊維を取り出し板状に圧縮したもので、通常の木材に比べて均質で狂いが出にくいというという利点があります。工作時に木の反りをあまり気にしなくても良さそうなので、これを使うことにしました。値段も安いし。ただ、普通の木材より重たいので、軽量化は期待できません。
ベースボードを箱状にすると音が響くので、工作の簡易化も兼ねて枠は組まず、MDF板の下に100mm厚のスタイロフォームと、スタイロフォームの角の補強用に、5.5mm厚のベニヤ板を張り付けてしまいました。実はこれ、Nゲージのレイアウト用にと用意していたもの。その時のレイアウトプランに従って、1800mm×800mmという大きさになっています。MDF板の方が実測で1832mm×915mmなので、一まわり小さいのですが、とりあえず不都合はないのでそのままです。完成時には側枠を付けないといけないでしょうね。
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